2009年8月31日月曜日

久々Spinning

日が昇るのも、少しずつ遅くなり、週末から、上は半そででも、下は少し厚手のパンツをはけるくらいに涼しくなりました。こうして秋になっていきますね。ジャックは寒いのが好きなんだそうで、ハロウイーン、感謝祭、クリスマス、とイベント続きの季節がやってくるのもあって、涼しくなっていくとわくわくするんだそうです。

今日の夕方は、トレーニングの前のウオームアップに、いつもよりがーっと汗をかきたい気分だったので、5年ぶりくらいにスピニングのクラスに参加しました。インストラクターの人の指示に従ってペースとギアを上げたり下げたり。自分のペースで限界まで追い込んでもいいし、ゆるくやってもいいのですが、まあどうせなら頑張ったほうが楽しいので、私なりに追い込みました。

1時間のクラスですが、私は15分遅れで参加したので、45分。それでもかなり運動になりました。滝のように流れる汗で、「目的達成」、で満足。本当は、トレーニングの前に激しい有酸素運動は良くないのかもしれませんが、充分すぎるくらい温まった体でこの後のメニューも快調にこなせて、気持ちの良い夜でした。

明日から9月。

2009年8月29日土曜日

ジャンバラヤ弁当

得意の残りもの料理。ジャンバラヤ風の材料がちょこちょことあったので、エビ、さいたとり肉、ポークソーセージトマト煮を、チリパウダー(すこしスモーキーな風味があります)、ハラペーニョペッパー、タマネギ、にんにく、コーンと炒め、水を少々。そこへ小豆をいれて炊いたひや雑穀ご飯を炒めて塩こしょうで味付け。醤油も少し。パセリをタップリ混ぜ込んでできあがり。これはこれで冷めても玄米餅米がはいっているのでもちもちして良かった。焼き飯風、ですな。

小豆は炊き込むと、こりこりと歯ごたえが楽しいことを発見。お赤飯の作り方などにはまったく頼らず、雑穀は皆一緒に一晩水につけルクルーゼて炊いただけです。ケチャップをいれてちょっとお子様風にしても美味しいかもしれないなあ、と、子供のころ好きだったチキンライスを思い出す。今度再現してみよう〜。

Thera Cane



ジャックが、こんなものをネットで購入しました。会社の友達に使わせてもらって、キクのに感動した、このテのものは健康もの大好きの君は一度使ったら手放せなくなって、二人で取り合いになるよ!という熱心な前置きのもとに、届いたのはこれ。Thera Cane、というつぼ押しマッサージ器のようなものです。硬いプラスチックのようなものでできていて、いろいろな向きにもってつぼを押します。まあ確かに、気持ちいいかな、あればときどきは使うかな・・・・ということでリビングに転がっております。

サイトはこちら → http://www.theracane.com/

ずいぶん前に書いた、長年愛用の、中山式も、相変わらず活躍中です。たいてい、夜寝る前に床において、その上に寝て背中と腰を押してます・・・・

反省と、空。

疲れを引きずった金曜日、その夜会社の人と、珍しく以前にもどったかそれ以上のペースでビールとワインをちゃんぽんで、あまり食べずに飲んでしまいました。そう、最悪の飲み方。

それでも帰宅後も翌土曜の朝おきてすぐもまったく普通だったので不思議だなと思いつつ、朝ご飯を食べて一休みしていたら、突然まるで運動した日の次の日の筋肉痛のように襲った、文字通りの「ふつか酔い」・・・。頭がぐるぐるして動けなくなりました。ベッドによろよろともぐりこみ、寝込んでいる私にジャックも「昨日の晩も普通にみえてどっか変だったなとおもったんだよね~様子が」。午後にはなんとか復活しました。何かの実験TVで飲んだ後には運動するのが効くらしい、とやっていたのを思い出しつつ、がんばってトレーニングをこなし、ふ~。ときどきやってしまうのですが、これでしばらくまた控えようと思います、お酒。ああ、大反省。


この出来事とはまったく関係ありませんが、この雲、おもしろいね~といってジャックが撮ってくれました。吹き上がっているような雲が青空に映え、下方にある雲と合わさって、まるで海の波しぶきのよう。海、いきたいな~。

2009年8月28日金曜日

中庭

また嬉しい金曜日がめぐってきた・・・・はずなのですが、今日は先週と違って少々疲れ気味。トレーニングも、本当は休む日じゃないんだけど、まあこういう日もあるさ、と自主Rest Day。したいこと、しなければならないこと、を全部やろうとするからこうなるのですね。なんだか時間に押されるストレスで疲れてしまった感じ。ため息つきつつ、会社の中庭にふら~っとでてみれば、この美しさ。

疲れてるのももったいないか・・・

2009年8月26日水曜日

葉もので一品

ラデイッシュ(赤かぶ大根)を買ったら、元気に大きく育った葉っぱがついて来たので、それを使って一品作りました。

まずにんにくスライスを、軽く焦げ目がつくまでかりっと炒め、タマネギのスライス、鷹の爪を好きなだけ入れてタマネギが透き通るまで炒めます。その上にざく切りにした大根の葉をいれ軽く塩こしょうをして、絹ごし豆腐を半丁すきな大きさに切ってその上にまたのせ、しばらくおき、大根の葉がすこし暖まったらさっと炒めまわします。中華だしと、粉寒天、醤油少々を水に溶かして、まわしかけ、ぐつぐつしさせて出来上がり。すこし冷めると、寒天が固まって、野菜と豆腐にからんでだしごと食べられて、美味しかったです。こつはにんにくをこんがりさせること、大根葉を炒めすぎないこと、豆腐をすこし崩すかんじで切ると味がよくしみます。

手作りマヨネーズと、お弁当


ココナツオイルを使ったマヨネーズを使って、たまごサンドイッチを作ったら絶品でした。ココナツの香りはほんのりするといえばするのですが、ふんわりと、まるで発酵バターがたっぷりはいったようないい味になります。即席で同じくココナツオイルで野菜を炒めて、チキンストック(これはかったもの)で溶いた白インゲンとコーン、ドライバジル入りのピリ辛スープも思いつきで作ったらこちらもなかなかで、ココナツオイルって、使える〜と感動。美味しいお昼ができました。

2009年8月24日月曜日

サボテンパニック

週末は、犬たちを連れてきていました。ジャックがカメラの練習に朝日を撮りたい、ということで早朝フォトシュートへ出かけました。出発が遅くなってしまったので、高速の途中にある見晴らしスポットみたいなところでまずは昇る朝日を撮影、日の出は撮れないけど、いい写真は撮れるかも、暑くなる前に犬たちと軽く歩こうか、ということでボルダーの小高い山の上(はい、NCARです)へと。

到着後、ジャックはカメラをセットして撮影開始、私は犬たちをつれて、彼らの思うままにつられて歩いておりました。そして、一見なんでもない木立へと。はっと気がついたときには、雄のDauber、なんとサボテンを前足に一面にくっつけて身動きが取れない事態に!ゴルフボール大の球状または楕円のサボテンなのですが、とげがながくて、細くて!犬の肌にどんどんくっついて、とろうと思うと、これが毛にひっかかって取れない!ジャックを呼ぶまもなく、夢中でDauberの体からサボテンを取っていたら、なんと私の口の周りにとりつく始末。これがものすごくいたいのです、取ろうとすると。Dauberはなんとかそのサボテン群生地帯から逃げ出そうとして(混乱もしていたんでしょう)、逆に踏み込んでしまい、さらにたくさんのサボテンを体・顔にくらって、さらに悲惨な状態に陥ってしまいました。

ふと少し先にいたBonnieを見ると、左前足にひとつ、くっついた時点で、足を上げたままの姿勢で(それにもびっくり)凍り付いていましたが(かなり怖がりなので、多分痛さと恐怖で動けなくなっていたのでしょう)、動かなかったのが幸いしてそれ以上の被害はなし。犬たちにNO!!!!と叫ぶ私の声で異常に気がついたジャックが走ってきたときには、それぞれ動けない状態。私は犬たちがタイヘンなことになった、と思って半泣き。

とりあえず、その場を全員逃げ出し、車に戻って(犬たちは、進んで車に乗り込みました)犬たちの足、目などにとげが残っていないかチェックしましたが、ジャックがDauberの肌に残っていたとげを抜いた以外は、目などには被害はなかったのでひとまず安心。でも二人とも手の親指にとげがのこってちくちく。というより私は、あの感覚を思い出しただけでこのあと一日全身ちくちくしていました。すっかり動揺してしまい、ハイキングは中止して、帰宅しました。

動物は痛くても騒がないので、気がついてあげないといけません。あんなところにあんな怖いサボテンが生茂っているとは思わなかった、うかつでした。ジャックは、「なんで大声だして僕を呼ばないの!」と憤慨していましたが、我が家の犬たち同様、危機的状況だと、声もでなくなるタイプらしいです、私。

サボテンだらけになっているDauberは本当にかわいそうでした。小さいとげはのこっていても毒はないし、自然に体から抜けるそうです。それにしても恐ろしい光景でした。

2009年8月23日日曜日

聖なる風景

これがあるから早起きはやめられない、朝の神々しさ。夫撮影。

自らを、讃えよう。

唐突ですが、このごろ、思うことを。一般的に謙遜しがちですね、自分のことは。それはまわりに対するマナーとしてはそれでいいと思うのですが、心から「私なんてどうせ、、、」いう姿勢は、本当に体によくない!と感じます。例えば、私、のんびりしているはずの土曜の朝、起きてから自分はなにを「成し遂げたか」を並べてみたら、我ながら感心する結果が。かなりのマルチタスキングですが。

まず、朝起きて(私は普段目覚ましは不要です)、水をコップになみなみ2杯飲む。顔を洗って、コンタクトレンズいれて。昨夜からセットしておいたコーヒー飲みながら、朝ご飯を用意し、食べ、あいだでひやご飯を蒸すことからはじめてお弁当を作り、お茶をつくり、さらに洗濯も開始。つぎは甘すぎて飲むにはいまいちだった赤ワインを利用すべくプルーンのワイン煮をスタート。プルーンの火加減みつつ、ついでにゆで卵も作っておこう、野菜も下ごしらえ。テーブルをふき、電話代を払い、新聞に目を通し。

そうしたあいまにジャックの高校時代の思い出話につきあいつつ、洗い物。、とおもったらぶどうが食べたい、とのリクエストがかかり、洗ってガラスの器に盛り、などなどなどなど。マルチタスクが必ずしもいいことがどうかは別として、なにかを成し遂げているということを認識することはいいことだと思います。いろいろ書きましたが、私がそれほど特別なわけではなくて、ほとんどの人が、多かれ少なかれ、こういう日常の,華やかでない、ひとつひとつのタスクを積み上げて、さらにはこうして一日を積み上げてそれぞれの人生を生きている訳で、そういうことを私たち自身が、もっと我が身をたたえてもいいのではないか、と考える次第です。

パスタとひよこ豆、とSummer Party

週末、真夏日がもどりました。朝も8時にはもうかんかん照り、夕方は7時すぎるとようやく涼しくなります。



同じくベジタリアンの、ジャックの古い友人の持ち寄りParty に呼ばれていました。今年始めに買ったDeborah Madison、という人のベジタリアンの料理本、ぱらぱらめくっていただけで、まだどのレシピもためしていなかったので、"Pasta and ChickPeas"というのを作ってもっていくことに。

ゆでた全粒粉のパスタを、炒めたタマネギ、鷹の爪、タップリのイタリアンパセリとニンニク、そして好みのハーブ(レシピにはセージ、となっていましたが)を合わせるだけ。好みと季節で、トマト、すりおろしたチーズやレモンの皮、などを最後にさっと混ぜて出来上がり。期待以上においしいパスタ料理ができました。ひよこ豆は缶詰を炒めるのですが、こりっとした歯ごたえがでてパスタとよく合います。最後に得意のミントの葉をちぎって入れてさわやかにしたのも成功。



張り切って、たくさん作って行ったのですが、午後4時始まりの会で、私たちが到着した7時前にはほとんどのひとは食事をすませ、デザートに興味を移してしまっており、半分持ち帰りました、とほほ。私たちには好評だったので、まあいいか。熱々より豆の表面がかりっとする常温になったくらいのほうがおいしいです。非ベジタリアンとしてはついアンチョビとか入れたくなりますが、そのままがすっきりしていいような気がする、簡単ながら完成度の高いレシピだと思います。また、作ろう、これっていうことで数少ないベジタリアンレパートリーがひとつ増えました。

冷夏だったことしのコロラド、夏も終わりに近くなって、こんな「夏らしい」夜。いいものです。招待してくれた友人は、今年のはじめに家族で日本に旅行したとき、ホテルの予約や旅程作りなど私たちが相談に乗ったのですが、まずはその話題でも盛り上がりました。よく手入れされたひろい裏庭で、少し冷やした赤ワインをいただきつつ、久しぶりに会う友人たちも、今夜初めて会う人たちとも、皆で、話題の映画District9の話をしたり、「アメリカ人は怠けなんではないか」「(Facebook などの)ソーシャルネットワークをどう思う?」なんて深い話をしたり議論したりして、楽しい時間でした。

機会がある度に思うのですが、肉や魚のない食事はたまにはいいなあ。次の日、胃ももたれずすっきりした感じがします。ワインもたっぷり頂いたのに、ふつか酔いもありませんでした。

2009年8月21日金曜日

トレーニング:Leg Day

今日は金曜日!しかもため息がでそうなすばらしいお天気。何というわけではないのだけど、週末だ、というだけで嬉しい。早起きして朝日を拝み、朝ごはんをたっぷりいただき、ジムへ。はじまりの時間に遅れていったので、1時間のはずが30分だけ参加のZumbaを踊って心拍数を上げ、ウエイトルームへ移動。今日は、一連のメニューのなかで一番きつい足、というか太もも(サブでお尻)の日。

Squat
Leg Press
Leg Curl
Leg Extension
One Leg Kick Back
Lunge Varieties

全部こなすと、歩けないくらい、よろよろになります。

ところで、まがりなりにも「踊る」、というのは楽しいです。音楽にあわせて体を動かす、というのは心にも脳にもいいそうです。今日は、いつもと違う代理の先生で、「あなた振り付けを覚えるのが早くて動きがいいけど、ダンスのトレーニングしてたの?」といわれ、かなり嬉しい。ただ、経験から思うのは、アメリカの人は褒めるのが好き。私はこうしていちいち喜んでますが、こういうことはよくあるんです。知らない人でも褒める。おだてて木に登らせることで上達させるこういうやり方は私はいいと思います。たたき上げは苦手です。楽しい方が絶対上達すると思うので。ウエイトルームでも見知らぬ人によく声かけられます、「お、このごろついてきたね~、筋肉」とか。サービス精神旺盛、というか話し好きな人が多いです。

写真は吹き抜けになっているジムの天井。このあとそのまま仕事をしていた、ロビー脇のテーブルから撮りました。ちなみに、アメリカの会社は、例外はありますが、金曜日はなるべく会議を入れないようにして、午後は多くの人がさっさといなくなります。日本の一般的な会社とは違いますね。私もこれからネイルケアへ。

2009年8月19日水曜日

Let's Be Creative

私の好きな英語のフレーズに、"Let's be creative" というのがあります。例えば、夕食に何かカレーを作ろう、というときにジャガイモがない、お肉もない、という場合、代わりにチーズをすりおろしてこくをだし冷蔵庫にあった豆腐を入れてみよう、いや豆の缶詰があったからこれはどう、とあれこれやりくりするとき、「しかたない、ありあわせのもので間に合わせるか」よりも、"Let's be creative(創造力をはたらかせてみよう"と言うほうが楽しい気分になるし、言葉どおり、今までにないなにかが「創造」できることもありますね。なにか不自由や不便な状況になったとき、計画通りに行動できない、またはいつもの道をとおっては時間に間に合わないとき、このフレーズを使うと、前向きに代替案、解決策を見つける気になります。

写真は、タイグリーンカレー。実は、レストランで食べきれず持ち帰った残り物。こちらでは、その場で食べきれないと、いれものをくれて、持ち帰ることができますね。"Let's Be Creative" 精神で、ズッキーニをココナッツオイルでいためていれ、グリーンカレーペーストを水で溶いて混ぜ、ハラペーニョペッパーと、青ねぎ刻んだものも投げ込んであたため、またおいしく食べました。

なりかけの雲

さて、このところすっかり涼しいコロラド。夜にはコオロギが鳴いていますよ。でもまだ「秋の空」にはなっていません、「なりかけ」な感じ。まだもろもろと、夏の雲が残っているような、でもどこか気配はもう秋、のある日の雲。

ミントについて

このところミントづいている私の食卓です。ジャックが、仕入れ先であるデンバーの両親宅の玄関先に群生しているものの写真を撮ってくれました。スペアミントです。太陽と雨(今年はとくに雨の多いコロラドの夏)と土があれば、放っておけば育ち放題。これ、アイスクリームの飾りだけにはもったいないほど、食べたらおいしいです~。香りも歯ざわりも、思ったほど強烈でもなく(まあこれは香り野菜好きの私からみたら、ですが)、いろいろに使えます。

ミントは、神経を休め、眠りをさそい、頭痛や消化不良、などにも効果があるそうです。ミントといっても数千の種類があるようですが、スペアミントとペパーミントがとくに薬用効果が高いそうです。

グレイ家のミントは、おばあちゃんの代からのもので、ジャックは、「この香りっておばあちゃん思い出しちゃうよ~」。義母は、「春先になったら株分けしてあげるから大きめの植木鉢で育てたら好きなだけ食べられるわよ~」、と週末ごとに大量に持ち帰る嫁にあきれるやら、ミントって「食べるもの」だったかしら、と感心するやら。気前よく分けてくれます。

かわいいのが花。ミニラベンダーのような紫の花です。 

夕暮れ

空をみるって楽しいですね。これはある日の我が家からみた夕暮れ。ひとつとして同じでない空の風景です。ジャック撮影(はは、わが夫はカメラの練習中・・・)。

ミントチーズオムレツ

今朝はがっつり食べたい、という日の朝ごはんに作るのが、チーズのオムレツ。このごろ、ミントにはまっているので、チーズとミントは合うかな、と作ったら自分には好評。全卵2個、卵白1/4カップくらいに塩、胡椒をして溶いたものにを、オリーブオイルを温めたフライパンに流し込み、Super Foodの Chia Seeds大さじ1杯(黒くみえるのがそれです)、ミントの葉好きなだけ、キューブ状に切った黒こしょういりのスモークチェダーチーズをごろごろと。この日は刻んだハラペーニョペッパーも卵に混ぜて入れました。

フライパンを動かさずに少し焼き、底が固まったらオムレツの形に折り畳みながら整えて、はじに寄せていきます。

好みの硬さに焼いて、できあがり。チーズがあつあつのうちに切り分けて、トーストにのせて食べるのが私は好きです。ミントが香ってさっぱりし、チーズのこってりさと合うと思います。もっとボリュームを出したければこれに塩気のあるハムやソーセージをきざんでいれたり、添えたりしても合うかとおもいます。

抗酸化弁当

昨日のお弁当。無意識に抗酸化物質が豊富といわれている食材ばかり使っている自分に笑ってしまった。どれだけ歳とりたくないのか、自分。

*ルイボス茶(水出し、空き瓶にいれた)
*雑穀が入ったヨーグルト(カナダのブランド、ピーチ味)
*雑穀ご飯、ごまふりかけ
(粟、大麦、玄米もち米、発芽玄米、スペルト麦)
*ミントとレタス、にんじんほそぎり
*スモーク牡蠣(缶詰)、たまねぎスライス
*黄色いトマト
*赤かぶ大根
*きゅうりの塩もみ
*赤ぶどう、ブルーベリー

これにさらに生クルミも。

秋のくだもの

例年は桃にはまるこの時期ですが、ことしはぶどう!アメリカ国内産(おもにカリフォルニア)のオーガニックぶどうが出始めてからはひたすら食べてます。種なしが普通で皮ごと、ぱしぱしと噛みしめながら食べるのがおいしい。今週になって、いちじくも出回り始めたので、一緒に盛ったら秋の色。季節が移ろっていきます。

2009年8月18日火曜日

昨夜みたDVD: ”once"

映画の話題続きです。我が家は郵送DVDレンタルサービスNETFLIXを利用しているので、常に「つぎに観るDVD」が待機しています。昨夜はアイルランドのダブリンが舞台の"once”を観ました。ミュージカル、というのではないのですが、音楽がテーマの映画です。その音楽もシンプルで主演の二人のシンプルなギターとピアノ、とコーラスがメインです。たった$160Kの予算で作られました。地味で、行ったことはないけど、すごく「ヨーロッパ!」な感じの映画。1時間半弱の短い映画ですが、心に染みた・・・観終わったあと、ほろほろと涙がでました。

主演の二人は俳優ではなく、ミュージシャン。この中で歌われる、オリジナル曲は、すべてかれらによる作詞作曲、とくに”Falling Slowly”という曲は、2008年のアカデミー賞で「Best Original Song」の賞をとりました。

人が生きていくうえで、前に進めず、どちらに行っていいかもわからず迷うとき、誰かがきっと手を差し伸べて力をくれること。そのプロセスのなかでひとつの「関係」がうまれお互いに心惹かれつつも、それぞれの人生を歩き始めるその瞬間を、シンプルに表現していて、切なく、とても「本当のことな」感じです。誰にでも、こんなときがある(またはあった)なあ、という風に感じられる映画だと思います。

2009年8月17日月曜日

週末みた映画:”District 9”

日曜の夜、観念して、ジャックがとても観たそうだった南アフリカが舞台のSFエイリアン映画、「District 9」を観てきました。8月13日の公開後、先週末での興行成績は$37Mでトップのすべりだしです。$30MというSF映画にしては格段に少ない予算で作られたこの映画、かなり話題になっているようです。結果・・・進んでは決して観ないけど、これはこれで人間について考えさせられる「深い」映画で行ってみてよかった、という感想。人をみかけや、出身地、肌の色、などなどで差別し、時にはそれをもとに虐殺もまったく躊躇なく行う、また金のためなら手段をいとわず、どんなものでも利用する、など、私たち人間の一面を、ストーリーの底に淡々と描いていると思いました。

でも、やっぱりこの手の映画は苦手だわ~。ジャックはなかなか気にいったようです。「猿の惑星」を思い出させる、と言っていました。でも、私には辛かったのが分かるので、めったにこの手の映画を一緒にみてくれない私が最後までみたのをありがたがっていました。

公式サイト:http://www.d-9.com/

帰宅後、気分を変えたくて「Sex and the City」のDVDをのんびり観ました。はあ、ほっとした。

朝の虹

日本でいうとお盆前の先週あたりから、急に涼しくなりました、こちらコロラド。日中の暑さも和らぎ、朝夕は、上から羽織るものがあったほうがいいかな、くらいな感じです。さわやかで外にいるのが気持ちいい~。そんなある日、朝日がのぼったばかりのころ、外をみたら虹がかかっていました。どこか近くでひと降り(雨)したのでしょう。朝から虹、なんていいことがありそう。

2009年8月14日金曜日

京都:京都駅ビル

90年代の終わりに完成した現在の超モダンな京都駅ビル。意見はいろいろあるかと思いますが、私は気に入っています。これは歴代4代目の京都駅で、原広司さん、という建築家による設計だそうです。国際指名コンペの結果、古都京都の景観を損なわず、圧迫感の少ないデザインだったことが決め手だったとのこと(インターネットは便利ですね、この手の調べものはワンクリック!)。最初に見たときは、本当に感動したものです。すっきりしていて、モダンな中に重厚さもあり、とても自由でいいデザインだ思います。

ジャックは、というと4回目とはいえ、飽きることなく(カメラがおニューなせいもある)、あらゆる角度からぱしゃぱしゃと写真をとってくれました。

京都:KYOTO 手塚治虫ワールド

さて引き続き京都でのひとこま。京都にきたら、必ず(って4回めですが)寄るのがJR京都駅構内にある手塚治虫ワールド。いわゆるショップです。烏丸口を出て、駅ビル東側の端にあります。店内は撮影禁止。夏休みに入ったばかりの子供たちでにぎわっておりました。

ジャックはどうも気になるToyを見つけた様子。私は、ブラックジャックとぱちり。

月曜の花束

私の通っているボルダーのジムのロッカルームには毎週月曜日に新しいお花がいろいろなアレンジで届けられ、その週いっぱい飾られています。毎週、今度はどんなお花かな、と楽しみにしてます。今週は黄色のカラーリリー。着ていたトップと同じ色だったので面白くて写真を撮りました。大好きな花で、しかも好きな黄色。元気が出ました。さあ、今日はお尻と腹筋、鍛えます。

2009年8月11日火曜日

The Rest Day

ウエイトトレーニングも、本格的に始めてから1年半になりました。まだまだ目指す体はできていません。長期戦のトレーニングでは、毎日ごりごり鍛えることよりも、大切なのは、かならず3、4日ごとに完全に休む日 Rest Dayを作る事、といいます。そういう訳で今日は一日家で仕事とブログ更新にいそしんでいたし、このところ、日本にいた2週間の空白を埋めようと、少々オーバートレーニング気味な感じなので、Rest Day。静かで、いいですね、なんというか自分のチャンネルを合わせた感じで。ブログで旅の記録を残しつつ、振り返るのも、家族のことを残しておくことで、自分の育って来た環境や、まわりの人のことを考えることができます。

写真は、夏らしくて、ほっとして、涼んだ、裕ねえさん(おば)の用意してくれた広島でのある日の夕食。祖母も一緒に食べます。レストランで食べるのもいいけど、おうちご飯がやっぱり最高。皆で何ということを話すでもなくでもおしゃべりしながら囲む食卓です。すいか、ぶどう、だだ茶豆、畑でとれたキュウリの塩揉み、など。陽子おば作がジャックに、とポテトサラダ、ピザ、そしておいしい和菓子。幸せな夕食です。

京都:「古都千年」

京都伊勢丹に午後いっぱいいすわり続けたこの日、同じ串焼き(焼き鳥)やさんで、おもちゃ売り場からもどってきたジャックが、「お酒飲もうよ!」というので、珍しく、夫婦でお酒を酌み交わしました。京都タワーと京都の町をエアコンのきいた店内から余裕で眺めつつ。頂いたのは「古都千年」というお酒、すっきりして美味しかったです。

昼間から、グラスをつぎつぎと空ける不思議な組み合わせの私たちをみて、お店の人も???だったかな。楽しかったですよ。後できいた叔父には「せっかく荷物もっていってあげたのに)、しょうがないな〜」とあきれられました。

いろいろな話をして、なんだか良い時間でございました。

この後、ほろ酔いの私たち、外にでて、一人で旅行中の早稲田で1年間日本語を勉強して、この後国に帰る、というベルギー人青年の写真を撮ってあげがてら話し込んだり、ファンキーでかわいい洋服を着ている女の子に頼んで写真を撮らせてもらったり。いわゆる京都市内観光は、また今度にしたいと思います。

京都:炭火焼き鳥



旅も後半へ。広島を離れ、京都へ移動。いや〜はんぱじゃなく蒸します。夏の京都。この湿度は予想をうわまわり、「カメラのレンズをみに行きたい」と駅の隣のビッグカメラへ歩いていった時点で、呼吸困難になりかけ、もはや京都市内観光はあきらめた、乾いたコロラド在住のグレイ&タムラ夫妻。京都伊勢丹を「おのおのの趣味に合わせて」散策することに。

私は新幹線で軽く、とはいえ駅弁食べたのに、またお腹がなるため、11階レストランフロアへ直行。あ、日本にきたら焼き鳥食べなきゃ!と大事なことをおもいだし、とり料理屋さん炭火串焼きコケコッコキョウトへ。ジャックはもちろん「ちょっと7階のおもちゃフロアみてくる」。確か1時過ぎで、お昼の混雑も終わっており、平日でもあり、店内はすいていて、私はのんびりとチキン堪能しました。砂肝、レバーなど塩で焼いてもらって、ごはんものは親子丼、そしてもちろん生ビール。七味と山椒をたっぷりかけていただきま〜す。

広島:祖母の育った家(花本)

母方の祖母は現在92歳。介護のもとにあります。彼女の育った家は、今の家からさらに山へ車で20分ほどはいったところ。私たち母の子供3人とも、なぜかいまままで訪れる機会はなく、今回初めて。しっくいの壁もまだしっかりと、おおきな作りの家です。今は誰も住む人はなく、隣の家に住む親戚の人が手入れをしてくれています。祖母は兄弟も多く、両親が亡くなった後は、一番上の兄(大叔父)が大黒柱になって一家を支えたそうで、彼は当時早稲田大学を卒業して、くにに戻り、このあたりの村長さんになった人望のあついひとだったそうです。大学では柔道部。祖母が「つとむにいさん」と時々彼の話をしていたのは覚えていますが、それ以上のことはいままで知りませんでした。



小高い山、冬は雪が凍るので、車は大変だそうです。周りは田んぼ。64年前、原爆が落ちた日ここに半ば疎開していた祖母と幼かった母(2歳)がいた場所です。8月6日の朝、祖母は暑くなる前に、と朝から草刈りをしていて、遠くにあがるきのこ雲を今もおぼえているようです。

無理を言って(ジャックがぜひ、と)、家の中もみせてもらいました。台所は、いわゆる TVでみた「おしん」の時代の雰囲気に近い感じです。洋間風な広い部屋もあり、シェークスピア全集なども本棚においたまま、時が止まっています。

祖母はこの家で育ち、貧しいながらも当時の女性としては少数派の女学校まで行きました。教育には熱心な家庭だったようです。洋裁和裁も得意ですが、数字に強く(家の図面も自分でひいたことあり、気も強く(たとえ国が相手だろうと容赦なし、けんか早いところあり)、決断力にあふれ、まさに誰が何をいおうと自分のただしいと思ったことを実行し、主義をつらぬく、今の時代だったらビジネスウーマンとして活躍していたであろうというかなり強烈なキャラクターの持ち主の私の祖母です。今はもちろん、ゆるゆるですよ。



左の写真は台所。下の写真のスペースは、大工仕事などをするところ。当時この上にあるはなれでは蚕を買っていたそうです。大きなお座敷。

大改築したら住んでもいいいくらい気に入った、と言うのは簡単なジャックのコメント。でも本当に良いところでした。もっと早く来ていればよかった〜、また来ます。今回の広島滞在をしめくくるにはぴったりの、家族も大切な場所。のぼりのおばさん、ゆうとくん、暑い中、突然お邪魔したのに、気持ちよく案内していただいてありがとうございました。

広島:お友達と

宮島の帰り道、ゆみえさんご夫婦のところにお邪魔して、手巻き寿司&冷たいおそばなど、ごちそうになりました。



広島駅から車で2分、徒歩10分弱、という便利なところにお住まいのご夫婦は、二人ともお元気そうです。いつも、とても歓迎してくださって、嬉しくおもいます。今回もあんまり気持ちがはずまないで広島に行くことを直前になってお知らせしたのですが、すぐに嬉しいメールでお返事をくれました。


おそばのおつゆをゼラチンを少し入れて冷やして固めて涼しげにもりつけてくれました。写真ではみたことがあったけど、ジュレみたいな感じ、美味しくいただきました。旦那様のくにおさんはオペラを高校時代から歌っておられます。8月には初めてコンテストに挑戦、ということで練習に励まれている、とのこと。リクエストに応えて、2曲(荒城の月と、イタリア語の歌)披露してもらいました。すばらしい声を聞かせてくださいました。

その後、「夫婦とはなんぞや」のような話でジャックと私が半分言い合いになった中を、ゆみえさんにすっきりと説明していただき、なんだか二人ともおさまった、という一件あり。お土産に手作りの茎煮を持たせてくれて、CDやさんを案内してもらいがてら駅ちかくまで送ってくれました。夜道をいつもごちそうさまです。また元気でお会いしましょうね!夏の広島、64回目の原爆記念日まもなく、という日の夜です。