2009年11月30日月曜日

新調しました。

ダイニングテーブルを新調しました。念願の6人がけ。古いテーブルは真四角で、4人がけ。私がアメリカに越してきた際に買ったものをずっと使っていたのですが、なにせ狭い。夫婦二人で使う(、それがほとんどではありますが)にはよくても、これに1人でもお客さんが加わると、スペースが足りなかったのです。これでその悩みはなくなる・・はず。
テーブルは黒く塗ってあるオーク。金属(なんだかは忘れました)の脚です。脚とテーブルが別に梱包してあり、これを組み立てるのに、木が湿度、温度の関係で収縮したようで、金属の脚とねじのいちがずれてしまっていたため、ジャックが全身の力をこめてひっぱって取り付けねばならない事態となり、対して私の力ではたりず、けんかになりかけるなど、大変でした。
いすは皮、脚が同じく金属。最初に座るとき、ちょっと冷たいかな・・・でも汚れにくいし、いいかな、と思っています。食卓に黒、という色にも迷ったのですが、ウチの全体の感じには合っているということで決断。テーブルセンターに置いてみたのは、明治時代の木綿の手織りの帯です。

ジャックは、職業柄もあるのか家具や家の中の色、線、壁にかけるもの、置くものの角度、センタリング、距離などにとても神経質で好き嫌いがはっきりしているので、こののレイアウトは彼がきめました。写真の奥にある食器などを置いた飾り棚の中身も私の並べ方では不満で、彼が全部直したくらいです・・・いつまでこの「クリーンさ」が続くやら。早速、「新聞、本、雑誌の山作らないでよ!」と念を押されている私なのでした。

Thanksgiving'09

先週木曜日はThanksgiving。今年も、いつものようにジャックの両親のところでDinnerをごちそうになりました。グレイ家は七面鳥は出て来ません。お母さんが、毎年、何か小さなものをこしらえて、各自のテーブルに添えてくれるのですが、今年はどんぐりの実。コルクなどで作ったそうです。

メインは、ローズマリー入りミートローフ、チーズを貝殻のような形のパスタにつめてオーブンで焼くShell Pasta。写真に全部は写っていませんが、サイドはサラダ、マッシュポテト、インゲンのマッシュルームクリームソースがけ、クランベリーソース、サラダ、コーン、パン。かぼちゃのパイがデザート。

どれもおいしくいただきました。私はミートローフと、インゲンのクリームソースかけが、個人的にとくにおいしいと思いました。
夕食後は、クリスマスツリーを出して飾ったり、フットボールのゲームをテレビでみたり、本を読んだり、とゆっくりして過ごしました。外もこの季節にしては暖かく、いい夜でした。年の瀬近し、です。

2009年11月27日金曜日

ぷぷ・・・・

、とふきだしそうになる可笑しかわいい写真をジャックが撮りました。彼の犬のDauberです。こう見えても、かなり賢くて繊細なところもある犬です。ボストンテリア、というフレンチブルドックの系列の種類です。ある週末の午後、ジャックの部屋で遊んでいるところ。不意をつかれた感じの表情ですが、この瞬間なにがよぎっているのでしょう、彼の頭の中には。遊びたい!とかそういうことかな。

2009年11月24日火曜日

Billy Baloney

私は、怖がりのわりには周囲に注意を払うのを怠るため、ジャックの格好の「脅かし相手」です。家の中の物陰や階段に隠れ、「わっ!」と声を上げるだけで、飛び上がって怖がる私の反応が面白くて仕方ないらしく、しょっちゅうやられます。いちいちひっかかる私もどうかと思いますが、仕方ありません。

少し前にオークションで手に入れた指(手)人形のBilly Baloneyは、ここのところのお気に入り。Pee Wee Herman,という古いTVショー(映画ににもなったのかな)のキャラクターです。台所のカウンターの後ろに隠れており、洗い物に没頭していた私が顔を上げると、彼(人形)がいて、「Hello!!!」と怖い声で叫ばれた瞬間は、怖くてどうしようかと思いました。ジャックは、もう大喜び!このBilly,よくみると彼に似ているような・・・写真をダブルクリックすると拡大して見られます。

2009年11月12日木曜日

誕生日

40歳になりました。この事実に関しては、書けばいろいろ深い感慨がありますが、まずはPartyの様子を。誕生日が近い人が多いので、毎年このころになると集まろうか〜となる日本人のお友達を呼んで我が家でPartyをしました。春先から会っていないメンバーも。じっと静かにこの日を迎えようか、それとも、といろいろ迷っていて、決めたのは1週間前。会費制、プレゼント交換なし、が基本ルール。

お料理のプロセスなど含め、企画・交渉の担当をかってでてくれた、Cちゃんの視点からのこの日の様子はこちらです。

彼女のありとあらゆるアイデアを頂いたうえ(私は個人的には、これは彼女のビジネスになるような気がするくらいに手際も内容もいいです)、彼女がデザートのパイのオーダーやらあれこれ細かい事も全部彼女がメンバーと話しながらすすめてくれました。家に皆を呼ぶとたいていこうなるのですが(大学時代も、気がついたら友達が全部引越しの荷造りをしていてくれたこともあった)、私はぼけっとしてただ幸せな気分でいただけな感じ。メニューもCちゃんの「とりの丸焼きやろうよ!」の一声で、いつも買うだけで、やってみたことあるようでなかったローストチキンに早く来られる皆で挑戦することに。レシピも彼女が見つけてくれ、ハーブタップリのレシピ。はやく集まった3名は、英語のレシピを読み上げるジャックに質問を浴びせつつ調理、結果たぶん今までたべたチキンで一番おいしいかもしれない、くらいの味に仕上がった。Sちゃんもささっと手際よく動きつつ、冷静な観察のもと、するどいアドバイスをくれ、失敗から救ってくれたり。付け合わせのサラダも、ざくろをいれよう、ドレッシングもちゃちゃっと作って、とこれもCちゃん。それから自家製バジルのペストも作ってくれた、これもタイヘンな美味しさ。さらにはBGMにCDまで編集して作ってくれました!

5時を過ぎると外は真っ暗。ちょうどチキンが仕上がった頃、かわいいお土産も一緒にEちゃん Mちゃん到着。みな元気そうで、安心。ワイン選びは、若干失敗した私でしたが、皆とわいわいと作った食べ物の(自己)評価をしつつ、あれこれ話して飲むワインはそれでもかなり美味しかった!ジャックは横から写真を撮ったり、DVD見たり、時々寝たり、な感じの参加。ワイングラス片手ににやにやと嬉しそうな私。

あ、そうそう、なんとCちゃんのだんなさまのご両親より、電話メッセージまで!Pekoちゃん~、Rです、Iです~そして、お父さんのHappy Brithdayソング♪サプライズでとっても嬉しかった。ありがとう。このブログも読んでくれてるかな?他の仕事のメッセージに続いてだったのもあり、「あ~もうまた~?だれ~」と下がってた気持ちが一気にあがりました。

テーブルの上のバラのアレンジもCちゃんです。ちょっとパリな感じですね、素敵です。カウンターの上のバラのほうはジャックから。お魚のお皿は、日本製で少なくとも1940年代のもの(20年代ではないみたい、でも本当のところは不明)。海軍にいたおとうさんが東京で購入して持ち帰った、コース料理が8人分出せるセットです。使わないか、とこの家に引っ越してきたときに全部譲り受けました。優しい色合いと繊細なタッチのパターンが、あまり流行に関係なく使えるので、気にいっています。

コースターはジャックのお母さんのお手製。麻を使いふちにビーズを繊細に縫い付けてあります。

パイ3種をデザートに、夜更けまでおしゃべりしたのでした。直前まで迷ったものの、やっぱり皆の顔みて、我が家でPartyをやって良かった。明日からも人生がんばろ、と思えたいい夜でした。

2009年11月10日火曜日

ほたてのグリル

週末のワンプレートの夕ご飯です。シャロットのスライスたっぷりと、ハラベーニョペッパーをココナッツオイルで炒めたところで野菜が焦げるのを計算に入れつつ火を中強火にして、塩こしょうして米粉(玄米の粉)をまぶしたほたてを投入、両面2、3分焼き目がつくまで焼きます。

Arugula(ロケット)をしいたお皿にすばやく盛り付け、ライムを搾り、これはなくてもよかったのですが、蒸したてがあったので、ブロッコリーをのせました。ライムも、オーガニックだったのでうす~くスライスして散らし、ホタテを一緒に皮ごと食べてしまいました。シャロットがかりっと焦げたのがアクセント、そしてほたてはもちっと、で、私の好きな味になりました。普段ほたては、すっきりドライな白をあわせることが多いですが、このアレンジはしっかり、とろっとした白ワインが合う感じ。

2009年11月9日月曜日

本屋さん

こちらは週末を通して、風もなく、まるで春先のようなぽかぽかしたいいお天気でした。日曜の午後、すこし時間があったので久しぶりに本屋さんに来てみました。広々とした店内にはさんさんとお日さまがさしこみ、座って休む場所も(暖炉もあった)、カフェもあり、インターネットもただで使えます。そんな環境なので、のんびりと本を手にとったり、学校の宿題らしきものをしているひとなどで、かなりにぎわっています。音楽はジャズやクラシックで静かだし、TVもないし、本当に良い気持ち。以前も書きましたが、私は活字中毒なので、ここにいるだけで幸せな気分になります。

数冊、面白そうな本を見つけ、そのうちの1冊を本格的に読み始めてしまい、気がついたら、1時間ちかく経過。この本買って帰ろうかなあ・・・と迷いましたが、アマゾンで値段をチェックしてからにしよう、と手ぶらでお店を出ました。外は夕暮れが迫っておりました。

本はとくに、オンラインだとかなり(3割から4割以上のこともあり)安いことが多いので、店頭で手にとって、即買いすることがほとんどなくなりました。本屋さんの経営が大変なのも分かります。それに、もっと時間があったら、あの快適な店内で最後まで読んでしまったかも・・・

お目当ての本、やはりアマゾンだと、すべて定価から4割か、それ以上割引でした。

2009年11月6日金曜日

My Happy Hour

私はひとりでバーのカウンターにすわり、さっと飲んでさっと食べるのが好き。今日は花金(なつかしいこのことば、金曜日でうれしい気持ちを表現していると思います)。朝は暗いうちから目がぱっちりさめたので、6時からがしがしトレーニングを済ませたし、仕事もその勢いでがんばったので、ちょっとご褒美を。女ひとりでバーにすわるには、かなりの強さが要求されますが、私は過去20年、積み重ねている年月で全然気にならず。本人がよけりゃ~よいのです。

仕事は3時過ぎにさっさと切り上げ、ジャックが犬たちを連れて帰宅するまでの夕方のひとときをボルダーのダウンタウンのフレンチビストロ風のレストランでいっぱいやりました~。半そででも良いくらいな、陽気。あの大雪はどうしたんでしょう、と言いたくなる暖かな11月の夜。早めに行ったので、ゆっくり座って、あれこれ言ってくる他のお客様たちと軽くお話して、ちゃちゃっと飲んで食べ、お店が人であふれかえる頃、すっかり日も暮れるのと時を同じくして、帰途につきました。

東京にいたころ、ほぼ一日おきに、でかけていた、神楽坂のベルギービールのバーで羊の肉と一緒に、しかるべきグラスでのんでいた小麦の無濾過ビールが、東京と同じ生であって懐かしくて、うれしくて。アメリカでは瓶でしかお目にかかったことなかったなあ。当時は毎日泳いでいたので、プールからあがった後の一杯のおいしさに感激したものです。もう、そんな日々も10年近いむかし。いいリズムですきっと公と私、今とあの頃、それぞれの気持ちを整理して、切り替えられた、これもまた大切なひとりの時間。

岐路

どちらに進めばよいだろう、と迷ったときは、高い空の上からすべてを眺め、鑑みられたら、それぞれの選択の先にある、「よりよい道」を選べて楽なのに、と思うことがあります。いやいや、将来は自ら切り拓くもの、と、道しるべのない道を、その時々、一生懸命前を向こうと歩いてきたこの10年。あなたは大変なほうを選ぶ傾向があるよね、が大半の意見。当の本人はまったく認識しておらず、振り返ってぎょっとしたことは1度や2度ではありません。

あの時、違う道を選択していたら、私は今、どこに立っていただろうか、と思ってみたり。気球に乗ったときの、風のゆくまま、青い青い空の真ん中を、ふわりふわりと、そのときにであった人たちと漂う、その感じは、どこか救われる気分がします。いいのかな、と。

2009年11月1日日曜日

ハロウィーン’09

土曜日はハロウィーン。何もしないのも、と思って当日になってCOSTCOにTrick & Treatのお菓子150ピース入りを購入し夕方練り歩く近所の子供たちに配りました。

週末から晴れてすっかり暖かくなったとはいえ、まだ雪の残る中、子供たちが(まだ小さい子が多いので両親も一緒)、仮装して電気の点いている家々をまわります。ひとり、我が家によって行きたがった子がいてかわいかった。ハートマークのちょうちょの仮装してました。写真の子はスーパーマン。カメラを向けるジャックににっこり。やっぱり季節の行事は 参加すると楽しいものですね。

そして・・・150ピースミニパックのお菓子は、半分残り、これは私たちのお腹へと・・・あるとつい食べてしまうから怖い。ジャックは年に一度こんなにお菓子が我が家にあるのは今だけなので、嬉しそうです。

週末ごはん

アメリカではとりは丸ごと買ったほうが断然安い、と友達に聞いて見てみると確かに断然お買い得。丸ごと買って、その場で好きなようにきってもらい、半分冷凍しておいたりします。これはその残りを使ってまたつくった大好きな塩こしょう焼き(Cちゃん、これ本当に重宝なレシピだよね)。今回のは塩、こしょうに加えて、ガーリックパウダーもふりました。風邪の治りがけに、完全撃退を目指し、これも重宝している、まとめて作っておいて、食べるときあっためるローストガーリックに、焼いて冷凍しておいたジャガイモ、冷蔵庫に眠っていた青ねぎ、のロースト、のワンプレートごはんで週末の夜。シンプルで、おいしかった。風邪も、どうやらにんにくにやられつつあるようです。