2020年6月3日水曜日

私の立つ場所



6月になりました。

3月からの自宅勤務が続く中、実は私、5月半ばにかけて2ヶ月ほど、度々の吐き気とめまいに悩まされ、辛い日々を送っていました。毎日の生活のリズムも、ジョニーとの距離感も、仕事とのバランスもうまく取れず、ジャックの両親が逝って以来、物置となっていた2階の2部屋のうちのひとつをジャックに空けてもらい、ようやくオフィスができたもののそこにいると吐き気が始まるという・・・妊娠時につわりが全くなかったので、気持
悪い、食べられない、ということがこんなに辛いとは。

そのあいだ、肉を受け付けなくなり、ホタテと白身のお魚、野菜はまあまあ美味しいかな、という日々。ヨガと瞑想を中心にランや運動はしてはいましたが、負荷はかけらない状況。これはしんどかったです。

それが5月のメモリアルデーの祝日の頃に、ふと、治ったのです。そして、同時になぜか1年半近く悩まされてきた左腕と肩の痛みも消え、人生で初めて腕立て伏せががっつりできるようになりました。


お化粧の仕方も忘れかけており、髪と肌、基本ケアを集中して実施しております。食べ物のことと合わせて、自分ケアについてはおいおいアップしていきたいと思っています。からだが安定してきたのと同時に、気持ちも随分安定し、私の中で車輪がかみ合って前に進むような感じになってきました。

そして、思えば、この6、7年というもの、5月はここにいてもマラソン、海外出張が多くて、そのことでうわの空、本当にため息が出るほど美しいコロラドの5月をじっくり堪能したのは本当に久しぶりのことだなあ、とも気づきました。


大切なものは何か、大切な人は誰か、人生の中でその時々の私に関わってくれる人たちを、嫌ったり切ったり、そういうことはもうしなくていいんじゃないかな、流れのままに、その時の、それぞれの出会いに感謝しよう、といい意味でフラットな気持ちでいるこのごろの私です。

コロラドは、生きる力に溢れた緑と、バラのようなほのかでいて華やな香りが街中にふんわりと漂う、美しく、かぐわしい季節です。