槇原敬之さんの「太陽」という歌、歌詞が好きで、わざわざファイルに落としてセーブしてあったのを見つけました。歌自体もいいですが、私はこうして読むほうが沁みます。心が強くなる歌です。
「太陽」
僕らにかかった雨雲は
すべてを隠し試した
信じたものを嘘にするなら
この雨をやませてやると
僕はそのとき思い返してた
あの夜風に追いやられ
逃げる雲さえきれいに染める
夕焼けを見たことを
美しさはかわらない
もしも変わるとすれば
それを映す人の気持ちが
変わるだけだから
何も求めずに 何も変わらずに
いつも僕らを照らす太陽を
この暗闇の中 雨に打たれながら
ずっと待ち続けた
そうして今僕は 明るい日差しの中で
ずぶぬれになった僕に
変わらない あのぬくもりを
また感じ始めていた
確かに一度も迷わずに
いられた訳じゃないんだ
疑うことで本当のことが
確かめられる時もある
例えばあの時の雨雲が
僕らにかからなければ
なにより強いこの気持ちを
感じられていただろうか
誰かのための幸せを
当たり前の様に祈りたい
今の僕に必要なのは
ただその一つだけ
何も求めずに何も変わらずに
いつも僕らを照らす太陽を
この暗闇の中 雨に打たれながら
ずっと待ち続けた
そうして今僕は 明るい日差しの中で
このぬくもりをあたりまえに
感じていた僕に 初めて気付いた
今まで 一度も自分に
嘘をついたことはないか?
違うのに正しいと
やり過ごしたことは無かったか?
問いかけた時僕は気付く
喜びも悲しみも
自分がすべて選び心に
招き入れていることに
何も求めずに 何も変わらずに
いつも僕らを照らす太陽を
この暗闇の中 雨に打たれながら
ずっと待ち続けた
当てのない不安で 容易く変わるような
ものを僕は もう信じたくない
僕の見上げた空に 太陽があるから
それがとても嬉しいから
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