2010年7月25日日曜日

うわさの?コロラドピーチ

コロラドピーチのおいしさについては、この時期になると毎年のようにこのブログに綴って来ました。出回るのが7月半ばから遅くても9月の初めまで、と限られていることもあり、夏から秋へ、季節が移り変わるのを感じる果物。今年もここに住む多くの人同様楽しみにしていた私です。
市の出る土曜日(昨日)の朝、朝一番で出かければ涼しいし駐車場も空いているだろう、と、市の始まる8時より少し前に着くように家をでました。それぞれの農家の皆さんが開店準備に追われている中、はずれの方にこちらではめったに見かけない「長蛇の行列」を発見。もしやこれはうわさの、と並んでいる人に聞いてみると、やっぱり!皆のお目当ては以前聞いたことのある、朝一番にやってきて数時間で売切れてしまう果樹園の桃。早速私も列に加わり、前の人と世間話をしながら待つこと20分でやっと私の番が回ってきました。みるからに美味しそうな桃が並んでいます。聞くと毎週のように並んでいる人も少なくない様子。箱ごとどっさり買っていく人も後をたえません。私のように「この行列はいったい何事?」と興味をひかれて並んでみた、という人もいます。

私は、$8で中ぶりの桃8つがはいった紙の袋を一つゲット。となりには杏も並んでいます。さくらんぼ、桃、と杏のジャムも。朝ご飯を食べてしばらく経っていてお腹がぺこぺこだったのでさっそくかじってみたら、並んで待って手にいれた、という達成感も加わって、ジューシーで濃厚なこの桃は今まで食べたなかでは一番美味しい、コロラドの桃でした。あまりの美味しさに、そのままクリーク沿いの芝生に座って食べつつけ、なんとその場で4個完食。この桃は皮ごとかぶりつくのが最高なんです。

緑いっぱいの夏のボルダークリークを吹きわたる、朝の風と、桃。コロラドピーチの思い出がまたひとつ増えました。

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