コロラドも秋です。紅葉が、高い空とすでに雪帽子をかぶり始めたロッキー山脈に映ってなかなかの美しさです。会社の中庭に咲いているのをみて、そういえばコスモス、好きだなあ、とおもいだしました。一見可憐なのに、根ががっしりしていて、太陽に向かって孤高のひとのようにすっと立つ姿、が好きな理由。
やはり外国で暮らす、ということは大変なことも数えればいろいろとあるなかで、絶対に後ろはみない、と気がつかないうちに肩を張って歩いています。そんな折々で、なにということではなく、ただ時間がこうして季節とともに流れる、という事実に癒されたことが何度もあるなあと考えたり。
日本を出る、という選択をし、それがいろいろな人のおかげで可能だったことで、なによりもさまざまな文化にさらされて磨かれていることに気がつくことがあって、ありがたいと感じます。なくしたものもあるのかもしれませんが。
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