2011年10月20日木曜日

母の指輪

毎朝その場に目についたものをつかんで身に付けるのが精一杯でおしゃれなんてほとんどかまっている暇はありません。最近はとくに私の一挙一動に興味津々のジョニーが、私の真似をして化粧品をを床に置いたジムバッグから出してくれてしまうので(しかも壊れやすいガラスのローションの瓶からまっさきに手をつける・・・涙)、うかうかメークもしていられない私です。

今朝、ふと目に付いたこの指輪を付けてみることにしました。父から数年前に引き継いだいくつものジュエリーのうちのひとつのターコイズ石。海外出張の多かった父がどこかで買ってきて贈ったもの。母とはちっとも似ていない色黒の私のほうが似合うようです。生前この指輪をつけている母を見た記憶もありません。そんな母がみたら、「まるであきちゃんのためにとっておいたみたいね」と笑うだろうな、と 思って眺めました。指のサイズは、ほぼ同じのようでゆるめとはいえ右手の薬指にぴったりでした。指輪のおかげか、元気に山盛りの仕事を片付けられた日でした。

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