ジャックは何年も前に新しくなった現在美術館のほうにはいったことがなかったので、ジョニーを変わりばんこにみながら、そちらの鑑賞もできればいいなあ、という計画で出かけました。学校は夏休みだし、ついでにキッズコーナーのようなところで体験クラスなんかもあれば・・・と。
本当に久しぶりの美術館、建物に入るだけで嬉しくなる私。はじめにひとつめの特別展を。ジョニーは静かな館内がひとまず気にいったらしく、私にまでし~っとひとさし指をたて、"Be quiet!" とささやくほどの余裕。目を輝かせて作品を見つめ、色の名前をささやいて大喜び。意外と大丈夫なんだ、と嬉しい驚き。
館内は、写真撮影可のところも多く、ジャックはいろいろ撮影していました。
そして、次の特別展へ。こちらも光とファブリックのコラボが楽しかったようで夢中。ひとつ、マットレスのような作品の上に座りたがり、間一髪で捕まえたあたりで少々不機嫌に。そのうちに"No Touching" のルールを本意ではないものの、理解し始めたところで、お昼寝の時間も近づく。思い切って昔からある常設展示のある建物へ移動。
この時点で眠い、車に戻る、家に帰りたい、といい始めたのですがヨーロッパ近代美術のセクション(ここの皮の長椅子に横になり、ここで昼寝する、としばしごねる)と、ジャックの大叔父さんの骨董コレクションの並ぶ日本セクションをさっとチェック。眠い割には興味をもって真剣に眺めていました。
色鉛筆と一緒に置いてあった、「作品についてご意見をお聞かせください」とあるノートに、彼なりの「ご意見」もカラフルに数ページにわたって執筆。
ジャックが影響を受けた油絵の前で。ジョニーはしぶしぶ、見るからに眠そう。
そして最後に日本セクション。大叔父さんのコレクションは、江戸末期の漆器や蒔絵など、小さいセクションではありますがかなりの部分を占めています。この後ジョニーは電池切れ。で、車に戻って帰路についた後数分で眠りに落ちました。
2時間あまり寝た後、夕方プールで45分ほど遊び、夕飯後はジャックとLEGOで1時間たっぷり遊んで、あっというまに寝ました。
美術館、2歳児と一緒でたっぶり2時間あまり、とても楽しめました。キッズコーナーにはほとんど子供がいなかったので、立ち寄らずじまい。今回観られなかったところがたくさんあったので、これからも家族でも一人でも、頻繁に訪れたい、ということで、年間会員になることにしました。$70で家族3人、来年のこの日までいつでも何度でもこられるのはお得。私ももともと好きな現代美術をもう少し知りたくなり、頭と心に刺激を受けました。
さあお家に帰ろう。 |
1 件のコメント:
とても素敵な一日でしたね。美術館っていいですよね。静かに流れるときの中でcaptureされた写真の数々もすばらしい!
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