2011年8月24日水曜日

またね!

現在カルガリー空港におります。朝8時過ぎの便でデンバーに戻ります。空港で別れ際、 I love You、と心から声をかけあい、優しい笑顔とハグを! あまりのことに呆然として、涙も出ないくらい感動するというというか、その静かで誠実な気持ちの大きさをすぐには受け止められないでいたくらいです。

母方の祖母の3つ年上の姉である大叔母は、縁あって、広島被爆体験をへて2度目の結婚で48歳のときにカナダに渡りました。96年、アメリカの会社に職を得て、チャンスをもらったと書いた手紙に「思う存分おやりなさい」と返事をくれ、私の背中を押してくれた人です。教師という職業をもちつつ、50年前の彼女の決意をもってここカナダに嫁ぎ、こんなにも多くの人たちをすばらしく幸せにしていたのでした。

大切なものをたくさん貰った旅も終わりに近くなりました。ジョニー君の初めての旅、おみやげにキャップを。また来ようね、君の家族に会うために。

人の気持ち、家族、時間、異国で生きるという決断、子育て、誰かを愛するということ、そして老いるということ、、、考えることはたくさんあります。ともあれ、さあ、前に進もう。






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