わくわくして5時過ぎに起床。そとは春の雨がぱらつく、じつは私の大好きなお天気。いつも時間と電話会議に追われて戦争状態の平日の朝のせわしさを一切スイッチオフし、のんびり朝ごはんをいただける幸せをかみしめました。
そして、ジョニーをスクールへ。いつもは、ジョニーが部屋に足を踏み入れた瞬間目にも留まらぬ速さで消え去り、仕事に向かう私ですが、今日はすこしのんびり。いや~嬉しい。数日前に、掛け算を10個ほど並べたワークシートを持って帰ってきていたのです。いったいぜんたいどうやって掛け算ができるようになったのかを見せてもらうことに。すでに3桁の掛け算ができているようなのですが、こんな風に木のボードにひとつひとつ玉を埋め込みながら数えて数字をかける、ということはどういうことかを本質的に身に着けるやり方。先生が問題(式)を与えて、答えのところに四角を描き、写真のボードと玉をあたえ、あとは自分で答えを出すんですね。先生は、少し離れたところから見守るだけで、この時点ではまったく関わっておりません。
彼は、このワークが楽しいらしく、得意なことのひとつ。今ではクラスメートにもやり方を教えられるんだそうです。私に見せてくれるのも心から嬉しそうです。
九九や暗算ができるのもそれはそれで大事ですが、数の本質を、今こうして「教えてもらう」、というよりは「身に着けている」様子が分かって感動しました。彼が将来どこまで数字や数学が好きになるかは分かりませんが、いまのところ、「数」が非常に好きなのは確かです。とにかく丸覚えではなく、しっくりくる、ということは長期的にみて非常に大切だと思います。彼は、面積や体積の概念も、こんな感じで本質から手触りで楽しく理解しています。
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