2015年2月2日月曜日

アムステルダム食事編:その3 de Halve Maen2

翌朝の飛行機でUSに戻る、という金曜日の夜、仕事も昼食後早々に終わったので、ホテルに戻り、ダウンタウンに出る、という同僚たちとは別れて部屋に戻って仕事をし、あとは一人で過ごすことにしました。外は雨模様で、重たい雪がぽたぽたと降り始めていました。

まずは仕事をさっと済ませ、ホテルのジムのマッサージを30分、背中、肩、腰がもうがちがちで、動かすのも辛いくらいになっていました。滞在中2度ほどそれぞれのホテルのジムで走りましたが、忙しさと疲れを言い訳にしっかり運動できていなかったつけが回ってきていた感じです。30分でしたが、すっかり痛みがとれ、楽になりました。

6時に、タクシーでお店へ。前日同僚たちとと食べにいったばかりで、予約も入れていたので、すっかりうちとけた感じで歓迎してくれました。「今夜はひとりなんだね。ノープロブレム!」とすてきな席に案内してくれました。
お店から、スターターに、とチコリのスープをちいさなカップでだしてくれました。
苦味と甘味、ジャガイモをすりおろしたものも入っていて、優しい味。
見せてくれた本日の鮮魚を前に考え込む私をみて、シェフが「オイスターもあるけど?」と
言ってくれて、即決で生牡蠣7つ。シェリービネガーのソースとライムで。もってきてくれた
ときにお皿から立ち上った濃厚な磯の香り!瀬戸内を思い出しました。すばらしい味でした。
さらに、「ホタテをつかった小さなサラダを」とお願いしたら、まるで
絵のようなサラダを出してくれました。スモークしたビーツのスライスがいいアクセント。
はじめ1杯白ワインを頂いて、こちらはメインのリードヴぉー
に合わせて赤のハーフボトル。

店内には新鮮なピンクのバラがあちこちに飾ってあります。
メインのリードヴぉーのトリュフソース。メキャベツがホクホク熱々。
お肉はかりっと揚げ焼にしてあります。レモンをきゅっとしぼって
塩で頂いてもいいかも、というお味。
こちらではよくあるつけ合わせにフライドポテト。ユニークだったのがこの梨のコンポート。
砂糖は全然はいっていない味。スパイスと果物の甘味のみ。クリーミーでお肉とよく合いました!
忙しそうなキッチン。隣のテーブルでは10人あまりの
グループが座っていたので、そちらのメインを料理中だったようです。

このお店はすべて地元の人たちで経営しているそうです。すべてが完璧か、といえば、90点くらいなんですが、そこがいいのです。この人の出すお料理とサービスは、すこしだけ残る泥くささに、一生懸命さが含まれているからなんともいえない魅力のひとつになるんだ、と思いました。

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