2008年11月9日日曜日

冷蔵庫にみる夫婦学

我が夫婦の手の大きさや、興味対象、目標物への手ののばし方が大きく大きく違う、ということが分かるのが冷蔵庫とパントレーだ。ほかのことはおおざっぱこのうえないくせにこと食料品にかんしては、ラベルが表に見えていないと気が済まないのが私。ジャックにとってはラベルがどっちを向いていようがどうでもよく、それより自分のとりたいものが、妻のルールにより思いもかけないほど奥の方、または数々の障害物を乗り越えなければとれないところに置いてある、ということについてはいくらなんでも腹に据えかねる、という(本人談)。

例えば大好きな牛乳が、全く興味のない納豆のパックの後ろに押し込まれていたり、飲みたいペプシは、妻のためにきっちりと置いてあるビールを倒さぬよう起用にかわしつつ手を泳がせてつかまなければならなかったり、好きなチーズをつまもうと袋を引っ張った日には突如梅干しのはいったガラスの便が転がり出てくる、妻は食べないが彼にはなくてはならぬピーナッツバターの特大の缶がなぜか乾燥うどんを積み重ねてあるすぐとなりについたて代わりにおいてあり、取り出そうものなら雪崩がおきた、などなど、数々の困難を乗り越えて今日の彼があります。まあそういったことも妻としては多少考慮しているつもりの、本日時点比較的片付いている冷蔵庫の中身。

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