2014年11月12日水曜日

職業人として。

4月から社内で業務がかわって7ヶ月あまり。本当に少しずつ、そしてひとつひとつは小さなことですが、新しいこと、今まで話にはでたものの実現したことがなかったこと、などをチームのおかげで形にできる見込みがでてきたりするようになって来ました。

私の強みは「知らないこと」、と開き直り、ひたすら質問しつづけ、調べつづけ、とんちんかんなことも言い続けています。どんな困難な状況にあってもそこから絶対に逃げずに決断を下し、強く、前向きに、走り続ける、という仕事です。マラソンとよく似ています。

そんな中で、今週はたまたまお客さまサイドとも、開発とも、いろいろな話をしていて(つまりは殺人的な忙しさ)、それぞれの場面で、私のビジョンと提案に、各人が目を輝かせてくれた瞬間があったのですが・・・それはそれは嬉しいものでした。私のアイデアが支持されたことが嬉しかった、というよりは、心が響き合って、皆が元気になった、やる気になっている、ということを間近にみて、非常に満足感を持ちました。私は、その後の会議で、皆が興奮してあれやこれやとづぎつぎに意見やアイデアを出しているのを黙って「眺めて」いたのでした。

輝いた皆の目と「この製品でこんなことを試みたのを初めてみた。楽しくなってきた。」、とコメントをもらったとき、大学時代のレストランでのサーバーや家庭教師のアルバイトをはじめ、すべての仕事を思い出し、仕事をしてきて本当によかった、と思ったのでした。結果はどうであれ、こういうプロセスが楽しいんだ、と思います。私はこういうコミュニケーションの持つ力、ということにとても興味があり、もっと勉強したいな、と思っています。

実際はつらいことが8割くらいだったりするのですが、その道を振り返ったときにこういう瞬間がきらきらと、光を放つんですよね。



0 件のコメント: