2008年1月20日日曜日

初詣

ところで、このたび、いったい何年ぶりだか記憶にないくらい久方ぶりな初詣。お正月、というものから遠のいて久しいのですが。今年は嬉しいことに尾道で初詣。車の都合上、2陣にわかれて港にちかいお寺へ。私たちは2番目組。ママお手製キルトのバッグを「娘」二人とも手にして「父」をはさんで激寒の中わが旦那撮影。ふたりともバッグかわいいでしょ〜(ゆうこちゃんのは最新作だ)。それにしても初詣っていいもんです。なんとういうか気持ちがきりっとするというか、どしっとするというか、がんばらにゃーという気になるわけです、日本人ですからね。いい習慣だとおもった次第です。

下の写真、この瀬戸内の海がこのお寺から見える風景。ことばがみつからないくらい美しい風景です。ずっと変わらず、切なく、あたたかな、海です。

おそるべきラー油

京都に住むいとこ家族と、タブン長い人では10年以上ぶり、そして初対面の人もいた、というメンバー。素敵なお宅で、とってもおいしい串かつをわいわいとたのしくごちそうになったのですが(これはコロラドでもやってみたい〜)、帰りにいろいろいただいたお土産のうちこの「ビリッとくるごまらあ油」、さすがひろこちゃん(いとこです)が、きっぱりとおすすすめしただけに大活躍です。これおいしいねえ。ごま油の香りタップリでポイントはとにかくしっかり辛いがさら加えて深みがある味!ラベルをみると京都の山田製油、というところでつくっていると。山椒やらショウガ、ねぎ、八角、陳皮、桂皮がはいっているようです。今日日本食マーケットにいって春菊を見つけてうれしくてさっそくごま和えにしたのはいいけどいまいち味が決まらずだったのでこれをかけてみたら!びっくり!突然おいしくなり、いちわ全部平らげてしまった。このらあ油、すぐになくなってしまいそうないきおい。ありがとう〜。日本に行く人、機会があったらぜひ探して買ってみて。

2008年1月14日月曜日

春ちゃん

この度ジャックと私、叔父&叔母となりました。下の弟のところに、大晦日の朝元気な女の子がうまれたのであります。しっかりいい病院を選び、パパも出産に立ち会って、その瞬間を共有しました。ママ京子ちゃんともに健康!名前は、「春(はる)」弟夫婦が考えて付けたもの。いい名前だ〜と家族中大賛成。4日の日の午後、家族食事会(のちほどアップします)から流れた(ビールおよびワインですっかりいい気分の)約10名が小さな産婦人科におしかけ、代わりばんこにご対面。とっても嬉しそうな弟夫婦。よかったね。髪の毛もぴったりかわいい頭にくっついてきれいだし、お鼻もしっかり、顔もすっきりだし、口元美しいし、いや〜かわいい赤ちゃんです。当時生まれたばかりの私を病院に見に来た祖母が、女の子にしてはあまりの顔に、真剣に「あの子は将来大丈夫かね」と言った(いや〜それは微妙ですね、?十年たった今も)、という私とは大違いだ。おめでとう!

ゆみえさんの手料理。


さて、ロールケーキ教室の後はそのまま広島駅から徒歩10分、という見晴らしもすばらしいマンションに住むひらのさんご夫婦宅へ。彼女も素敵に元気なひとで、去年コロラドに遊びに来てくれたときにはずいぶんその元気を頂いたものです。1月3日の三が日の慌ただしいときに夫婦プラス陽子さん(ひらのさんの太極拳友達)で夕ご飯およばれ(いや私自ら”ゆみえさんの手料理を!”とリクエストしたのが真相)プラスお泊まり。

みてくださいこのきれいな食卓。彩り豊かです。これに豆乳鍋!私初めて頂きましたが、とってもおいしかった。家で作ろう。でも水菜のおいしいのが今の季節にボルダーにあるかどうかは疑問。ちあみにこの日の水菜はゆみえさんの妹さんのところでとれたてのものだそうで、最高のおいしさです。熱燗とビールと一緒においしくいただいた牡蠣の茶碗蒸しと天ぷら、数の子の松前づけ、ほうれん草と人参のふわふわ伊達巻き。アボカドの天ぷらが大ヒットのジャック。そして伊達巻きも、それぞれの野菜の味がして美味。干し柿やら、骨董のお椀やら、ゆみえさんの趣味の古い帯を使ってのテーブルセンターなどまたもや頂きもの。そして深くひびく旦那様のバリトンのパフォーマンスの録音も聞かせていただき(お風邪はもうよいですか)、などなど、楽しい一夜となりました。ジャックもすっかり打ち解けて、写真をみせたり、お話したり。料理上手のお友達や家族が多くてラッキーな私。

早朝のマンションからの眺め。

2008年1月13日日曜日

ロールケーキ教室


日本ではロールケーキが流行っているようで、今回も幾度となくデザートに頂きました。街のお菓子屋さんにもロールケーキがいっぱい。が、小さい頃から食べ慣れている「陽子おねえちゃんのロールケーキ」はその中でも逸品で、まあ過去うん十年間に渡り、ずいぶん焼いてもらいました(彼女が大学生のときから)。で、レシピちょうだい〜とずうっとお願いしていたので、今回「じゃうち来て作るのみる?」ということに。現在の彼女のレシピは当時とは違うそうですが、とにかくおいしいのだ。砂糖、小麦粉の量が少ないのに、やっぱりお菓子作りが好きでいっしょに「ロールケーキ教室」に参加した新婚の弟の奥さんかよちゃんも一緒に「え〜??!」とピックリ。バターと牛乳を一緒にいれてあたためて溶かしたりとか、、おもしろいケーキの作り方です。このケーキさえ焼ければあとはジャムを薄くぬって、半カップの生クリームをのばしてぐるっとまわすだけ(ここ写真撮り忘れました)。レシピは彼女の頭の中、のため(が、ばっちり覚えてる)私、書き留めました。かよちゃんあとで送るからね。あ、陽子おねえちゃん、って下の写真のおせちを作った私のおばです。彼女のはつらつさとお肌のきれいさには姪の私、非常に感心します、いつ会っても。ノーメークがいいのかなあ、やっぱり、と考えさせられます。いや、いつも自分で作ったおいしいもの食べてるからかも?

おせち:陽子さんバージョン

尾道のおせちとまた違って滋味あふれるおいしさだったのが母の妹陽子さんが作ったホームメードおせち。「暮らしの手帖」のレシピを主に参考にしているそうです(ちなみに母のおせちもそうでした)。ついでに佐渡のにごり酒もいただきながら、ちょっとひとくち、、のはずがお重すべてを食べ尽くしかけた私たちと弟夫婦。私は昆布巻き、黒豆、そしてお煮しめのうちのさといもがとくにヒット。ジャックはというと、このたび初めて口にしてはまっている黒豆をつまみに頂いた濁り酒がすっかり気にいり、からになったぐいのみを手に「ねえもういっぱい入れてくれる〜」とつぎつぎ。かなりいただいた様子。ごちそうさまでした。

2008年1月12日土曜日

そしてお雑煮。

また尾道にもどって元旦から3が日にかけていただく我が家のお雑煮。なんとぶりと焼き穴子がはいります。かなりユニークな内容でしょうね。これは父がだしをとるところから調理担当。ジャックは野菜とお餅だけ分けて入れてもらっていただきました。今年はいつもよりぶり控えめに、とのことであっさりめ。たしかに私の記憶ではかな〜り濃かった。ぶり!という感じのお雑煮だったんです。ちなみに、写真とりそびれましたが、ブリは前夜、まずお刺身でやまほど食べます。びっくりするほど油っぽくなくて激うまです。これも父がおろしてくれた(はず)赤身が鮮やかで濃厚なお味のお刺身でした。

2008年1月11日金曜日

TOKYO!

すみません、順序まったく不同です。2年ぶりの祖国日本、そして東京。

年末帰国後2日目には義姉家族のすむ渋谷区の豪華マンションのゲストルームに恐れ多くも泊めていただきました。彼らのお部屋も超豪華でびっくり仰天したけど、みよ、ゲストルームのこの素敵な内装。そして29階のジャグジー付きのお風呂から眺める東京!それにしてもこのごろの日本の家電はすごくおしゃれでハイテクでびっくりです。お風呂も自動で好きな温度で好きな時間に入れてくれて、「入りましたよ」とお知らせしてくれたり、床暖房もかなり普及、トイレももちろんあったかオプションいろいろ。センサーで触らなくてもふたもしまったり。スイッチもおしゃれ。浦島太郎になったようだ。とくにここはすごかった。洗面台には曇り止めのヒーターまで。ここはどこ?おろおろする米国コロラド州在住我が夫妻。

クリスマスプレゼント

突然ですが、「そういえばクリスマスについてナンも書いてなかった」と思い出しまして。これは一番嬉しかった、ジャックからもらったグローバル(日本製)の包丁です。デザインとちょうど良い重さと持ち手を握った感じが好きで前から欲しくて、いつかは、と思っていたのを知っていた彼が少しずつ買い足せば、とまず最初の一本を買ってくれました。いちおうなににでも使えるバージョンです。まだ他にもいろいろいただいたけど、まずはハイライトから。で、さああ、今日から使おう、と張り切って台所に置いておいたら、「あ、ナイフがあるや」と、ジャックが自分用に焼こうとしていたイングリッシュマフィンをこれをつかんで切ってしまった!ひどい。「よく切れたよ」って、、、、まだおろしてなかったのに。。。。写真は彼が気が向いたらしくリタッチいたしました。

青ナマコ


これは既に刻んで、食べられんばかりになっているナマコ。青ナマコで、赤ナマコのほうが一般的には値段も高く、おいしい、とされていますが私はどっちも大好き。我が家では大根おろしに酢醤油で食べてましたが、ストレートにポン酢と辛いもみじおろしもいけました。歯ごたえこりこり、ごりごり。おいしすぎ。私は尾道滞在期間中、おそらくこの小鉢に2杯分くらいは平らげたでしょう。皆のなかではトップのナマコ消費量。ビールにもお酒にも焼酎にも合います、合います。散財させました、両親さま。そう、ここはほとんど漁師さんの食事みたいな献立なんでございます。ジャックは?もちろん、しずかに見守っておりました。体調ますます悪化な様子でしたがね。「君って、、、すごく長生きするだろうね〜」、とひとこと。

最期に、、、なまこの内臓(卵巣)は父が頑張ってとっておいてくれ、「このわた」としてお酒と頂きました。最期の晩餐にはこのわたを、と口走ってまわりをあきれさせたことのある(いまだにそうおもっている)私は、もう天国におりました。海の味。

父の畑

娘の私がかなりびっくりしたのは、近くの農協の土地を借りて父が始めた野菜作り。会社勤めをしていたころの父が畑で野菜を作り始めるとは、まったく想像もしていませんでしたが、本人曰く以前からやってみたかった、とのこと。今はキャベツ、白菜、にんじん。夏はキュウリにピーマン、なすなどもできたそうです。今はタマネギを植えたところ、来年は枝豆も、と夢を語る父。みずから引っこ抜いた立派な!キャベツ、白菜、人参はどれもすばらしくおいしいものでした。できるだけそのままがおいしい。ジャック、ばりばり食べてました。キャベツはお好み焼きにも。夏はキャベツに虫がついてタイへンだったそうです。う〜む、ゴルフだけではなかったか。楽しくて、しかもおいしい趣味でうらやましい。

尾道の、ごちそう

これはこの日の食事の全容。しゃこのはいっている妙に緑のざるは我が家にむか〜しからあって、小エビやなんやらゆでるとこの微妙な色のざるにはいって出て来たものです。真ん中には、いわゆる「おふくろの味」各種(ひじき、きんぴら、いりどり、おから、など)も義母がたくさん作っておいてくれて、お皿に盛ってくれました。他にも同じく義母お手製の白菜甘酢づけ、ぬかづけ、たくわん、義姉作だし巻きなど、しゃこやらなんやらはたべられないジャックを想定していろいろ作ってくれました。

2008年1月10日木曜日

ゆでじゃこ

これは、私たちの小さいころ尾道のおばあちゃんのところでよく食べたゆでたしゃこ。ジューシーでおいしい!これをおおきなざる2杯用意してくれました。ジャックは、言葉をなくしたようす。「ちょっと虫みたいだね」、とつぶやいた後は体調が悪かったせいもありことば少なに。でも、なまぐさいにおいが全然しなかった、すごく新鮮ってことだよね、とあとで感心していました(フォロー?)。

おせち:尾道バージョン

さて。はじめましょうか、食べ物シリーズ。これは、元旦の朝、出してくれた尾道の両親が近くの知る人ぞ知るお料理屋さんで注文してくれた高級おせち。豪華ですな。エビやらタイやら、そして尾道らしく、みかんをくりぬいた中にはナマコまで。お酒が欲しくなる感じの内容です。華やか。

今年もよろしく

お正月明け6日には清水寺へ歩いて行って来ました。日本にいくといつも出かける器やさんが近くにあったので買い物がてら。京都にしてはあたたかかったこの日、人も思ったほど多くもなく、つかのまのんびりできました。この季節の「清水さん」はなかなか良かったです。舞台の上から見渡せる京都の街を前にして、さあ、ことしもがんばろう、と前向きな気分になりましたね。

遅ればせながら

皆さま明けましておめでとうございます。私たちは、ジャックにとっては初めて、私はたぶん6年ぶりかもっとぶり、の日本でのお正月旅行2週間の旅程を終え、予定通りに無事帰国いたしました。ブログのアップデートまでは手の回らないスケジュールだったので帰国後アップとなります。写真は旅行中に使いまくった外国人用JR乗り放題パス。グリーンカード所持者も使えるものなので今回は二人でこれでほとんどの移動をまかないました。行く先のほとんどがJR駅だったため、元は取れた、と思います。4万5千円で2週間有効。楽なのが、切符やプリペイドカードを買わなくて良かった事。時間がこれでかなり節約になり、ストレス減りましたね。