2016年2月23日火曜日

見えてきたこと。

週末もトレーニング三昧でした。土曜日、朝まず11kmゆっくり走り、ウエイトを上げたマッサージを受けたあと、あまりにもお天気がいいので、1000メートル、ビート板を使ったりもしながら泳いでいました。気温17度。空が青くて、暖かな、そよ風がさわさわと吹きわたるなか、泳いでいる人は他に男性2人のみ。静かに響く水音を聞きながら泳いでいたら、2000年、独りSan Joseに引越し、住んでいたアパートからほど近い屋外プールで毎日仕事の帰りにひたすら泳いでいたころにタイムスリップしたかのような感覚に陥ったのでした。本当にカリフォルニアにいるような・・・
こんな青空のもと、泳いでいました。
それは過去に執着する、というような否定的な感じではなく、天から「初心を忘れるべからず」と優しく言われているような、フシギに前向きな感じでした。あの頃、とくに根拠もなく、いつか日本を出るなあ、と思っていたところへ来たチャンスにのり、たったひとり勝手も分からず、英語もままならない中で闘っていた自分。助けてくれる人たちに恵まれていたし、不安はそれでもほとんどなくてただ一生懸命でした。その当時、「いつか振り返って、あのときよくやった、と思うときが来るよ」と言ってくれた人がいましたが、その第一回が、土曜日だったのかもしれません。

ときどき流れてくる負のエネルギーをはねとばしながら、自分にどれだけ挑戦し続けていられるか。そして、自分を肯定する。これが私にはそれはそれは大変なことです。日本で働いていたころの人事考課で、「あなたは自分の客観的に見つめ、弱点を特定するのがとても上手」という、今思えばおそろしいコメントをもらったことがありましたが、実際そうなのです。弱みを見つけてそれをたたき続けるのが得意で、それを一生懸命やってきました。

ところが、それはほぼ通用しない。強いところをもっと強くしていかないと、結果はでない。通信簿をオール5にしようと頑張っていた自分・・・も肯定しないといけないのでしょうが(汗)、ジョニーは、本当にできることもできないことも、好きなことも嫌いなこともあって、いびつでいいなと思っている私です。そして、やりたいことを、その手でしっかりつかめる力を持っていて欲しい。

泳いだあとは、ヨガを1時間あまりして、この日のメニューは終了。

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