2009年12月31日木曜日

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2009年が過ぎてゆきます。こちらはまだ雪が残って気温も低いですが、風もなく穏やかなおおみそかです。きたる2010年、そしてその後10年ををどんな風に過ごすか。欲張らず、静かな気持ちで、そのときにできることを、与えられた環境で、ひとつずつ楽しみながら経験し成長していければ、と願います。人生から出されるつぎなる課題は、さて何なのでしょう。

Be a Better Person・・・なれるかしら?皆さま、良いお年をお迎えください。

2009年12月28日月曜日

翌日

クリスマス翌日の晩御飯は、残り物オンパレード。Pot Roastはさらにおいしくなっていました。スープごとしっかり温めて、カイエンペッパーをたっぷりふり、シチューのようにしていただきました。ラザニアは試食用でほとんど食べず。Quinoaチャーハンはジャックが食べたい、と言ったので。ほうれん草たっぷりパージョンです。端っこが見えているのは彼がクリスマスプレゼントにもらったWATCHMANのアートブックです。

2009年12月26日土曜日

Christmas Lunch

我が家で開く2度目のクリスマスファミリーランチ。ジャックのお母さんがそれぞれの食卓にちょこっと載せるものを、と今年は木のボールの周りにビーズを巡らせたチョコレートトリュフを作って持ってきてくれました。かわいいです。丸いもののまわりにビーズ編みをするのは結構大変なんだそうです。メニューは・・・・
*Pot Roast(牛塊肉の煮込み)
*ほうれん草とリコッタチーズのラザニア
*インゲンのクリームキャセロール
*グリーンサラダ
*とうもろこし
*ガーリックトースト
*マッシュポテトとグレイビー
*パンプキンパイ(出来合いのものを買ってきてくれました)

私だけ、アルゼンチンのMalbecをあけてゆっくり頂きました。Pot Roastは、3時間オーブンで煮込むのですが、前日から作っておいたので味がしみて、ワインとぴったり。われながら満足のおいしさ。皆、どの料理もおいしい、といって食べてくれましたが・・・・じつはラザニアを後で味見したらトマトソースが全然足りず、???という味でした。私のなかでは失敗。

2009年12月25日金曜日

クリスマス

こちらは、週の初めに降った雪で、晴れてはいますが記憶にある限り初めてのホワイトクリスマスです。昨年に続き、我が家で家族でプレゼント交換、食事そして多分DVD鑑賞、をします。いまのところ、料理の段取りはまあまあな感じです。

まずは朝起きてコーヒー。1年前、あるお店のクリスマス後の大安売りコーナーでひとつぽつんとあったスヌーピーとチャーリーブラウンのマグカップです。たしかたったの$2!たっぷりした大きさと、持ちやすさが気に入って、1年食器棚で寝かせて12月に入ってから朝のコーヒーは毎日これで。なにかと気持ちがせわしなくなりがちなこの時期、毎日のスタートが楽しくなるカップです。

2009年12月20日日曜日

晩御飯

年の瀬、二人ともそれぞれ仕事が忙しくクリスマス前は休めそうにありません。ジャックの帰宅が毎晩遅いので、土曜の夜は久しぶりに二人で晩御飯を我が家にて。ちょっとほっとしたくて、アジア風ごはん。

彼の好物の、豆腐やえだまめなど野菜たっぷりのQuinoa(キヌア)のチャーハン(ほんのり醤油味)、きのこの酒醤油いため、私が突然食べたくなって中華料理屋さんで買ってきたTripe(牛の胃袋?)煮込み、同じくTripeのXOジャンとしょうが炒め煮などをオーブンで温めて食べました。私はこういうものが大好き。山椒や、七味をかけてみたりして楽しく。おもてなし料理にはならないほんとうに普段のご飯、おいしかったです。

2009年12月15日火曜日

プレゼント:”Julie&Julia”

先週、ジャックがDVDをプレゼントしてくれました。タイトルは、Julie&Julia”。アメリカでは知らない人はいないかも、というくらいの、60年代のはじめに、アメリカ国民に家庭で作るフランス料理を紹介した著名な料理研究家(2004年に92歳の誕生日2日前に逝去)、Julia Childを、私の大好きな俳優のMeryl Streep が演じて今年8月に公開された映画です。

アメリカに越してきて初めて買った本が彼女の料理本でした。彼女が誰だまったく知らなかったけど、写真と説明が丁寧な感じだったので、英語の勉強もかねて買ったのでした。当時、英語のTV番組で分かりやすいのが、もともと「きょうの料理」大好きな私(母ゆずり)の気を引いた、食べ物のことばかりやっているFood TVチャネルで、彼女の番組でした。父も、吹き替えつきではありましたが、アメリカの料理番組が好きで、一緒にみていたのも覚えています。それもあって、当時、他の番組はいまひとつ分からないながら、料理と食べ物のことなら英語も聞き取りやすくすんなりはいってくるような気がしました。なれないことだらけの私のアメリカ生活の始まりは、料理番組で支えられていたのでした。

映画は・・・もう3回観たくらい気に入りました。料理と食べ物のことがたくさん出て来るから、というのもそうですが、ストーリーが心に染みます。まず、結婚生活、というか愛する人の好きなことを全力でサポートするパートナーのあり方を、事実にしっかり基づいて描いてあること。そしてメリルが徹底して、Juliaになりきっていること。いつもながら、プロだな~と思います。良家で育ち、30代後半でほとんど料理ができないまま結婚し、料理研究家としての名が売れたのもずっと遅いJuliaの経歴。人生に迷いながら、夫のアドバイスと支持を受けつつ、ひたすら食べることが好き、ということを追求した彼女の人生は、本当に面白いです。もう一人登場する、現代女性のJulieの生き方も共感できて、いいコントラストです。

2009年12月13日日曜日

Table Setting

当初は「なんて楽しいお買い物なんだろう」とうきうきしていたのが、新しいダイニングテーブルに合うプレースマット(いわゆるランチョンマット)。いまや頭の痛い買い物となっております。

過去10年近く使っていた当時ウィリアムズソノマで籐のマットはいまやこぼれた食べ物、溶け出したキャンドルなどが染み込み、衛生上もかなりよくない状態。しかも同じ丸型のものは2枚だけ、楕円形1枚。このブログにも食卓の風景をともに数え切れないほど登場しました。

ジャックは、以前から、このマットが清潔でないのが嫌で仕方なかったらしい。この機会に、「形は丸。ストローや籐など、編んだものはNG。コンテンポラリーなもの。汚れがついてもきれいに落とせる素材、できれば木製か金属(といっても特定のもの)、色は黒かシルバー、でなくても暗い色で。プラスチックは嫌。数は同じものが6枚必要。色を混ぜたくない。」ときっぱり。私もそうだね、そういうのがいいよね、長く使うには、と軽く賛成。これだけ欲しいものがはっきりしていればすぐに見つかるだろう、と思ったのですが・・・ない!私を含め、値段と見あわせてピンと来るものがないのです。、というより・・・ジャックが、「うん」というものがないといったほうが正しい状況。

そんななか、ボルダーの街にあるキッチングッズのお店にまたもや私ひとりで出かけ(これが間違いの元)、見つけたが写真のプレート(Charger,と言います)。食べ物を載せるお皿の下敷きとしておくものです。ドイツのブランドで、ガラス製。このモデルは製造しなくなるため、半額セール。色はいくつかあったのですが、我が家の候補が茶色、銀、グレー。写真は茶と銀。これをジャックにおくったところ、彼は銀がいい、と。私は、普段使いのことを考えると、銀はちょっとぎらぎらしていていつもはちょっと・・・悩みに悩み、茶色に決定。6枚購入し、重いのを持って帰宅。

いろいろなお皿を上に載せて真剣に考えるジャック。どうも納得した様子ではないのです。でも、「君がいいと思ったら・・・」と言った手前もあり、「いままでのなかではベストだし、確かにいい選択だよね。唯一気になるのは銀でもよかったかも、ということ・・・」。この一言と、茶色でよかったかな、と一抹の不安があった私自身の気持ちもあり・・・セールだったので取替えもきかず、対策としてはこれはこれでとっておき、もう1セット銀を買うか、ひとつサイズの小さい、お皿を買って重ねられるようにするか。まだ悩んでいます。たかがプレースマットで疲れています。やっぱり銀のセット、買おうかな?

2009年12月8日火曜日

-18℃

寒くてベッドから出られない、というのはここではじめて。せめてお日様がうっすらとでも出たら会社に行こう、と、朝は自宅勤務(自己診断)。お昼過ぎにのろのろと出勤。家を出て15分ほどしたところでワイパー液が出てこなくなる。しばらく足してなかったから、なくなったんだ!もし、雪や氷で前が見えなくなて、ワイパーだけではふき取りきれなくなって前の車にでもぶつかったらどうしよう!とまずはオフィスにたどり着き、会議を済ませてから、またあわてて飛び出しお店へ。後でジャックに話したらあわてすぎ、って笑われましたが。

ワイパー液を買い、店員のお兄さんに見てもらいながら液投入。確かになくなりかけていた。が。出てこない。スプレーの部分が凍っているらしい。それにこの液自体も-20度以下は凍る可能性ありで。気温に対して、走っている車への温度はうんと低いのです。幸い、雪が細かく温度も低すぎで、ワイパーだけで雪は吹き飛んでくれたので、ナントカ帰宅。高速は、キレイに雪かきはしてあるので運転はそう大変ではないのですが、まるで急速冷凍専門の冷凍庫にいるかのようにふわふわと路面から立ち上る冷気。

こんななので、夕方のジムのクラスに行くのも、帰りが怖いので、やめました。予報では今夜最低気温は-22度(摂氏)まで下がるそうです。夕方6時時点で外は-18度(摂氏)。

写真は、ジャックの部屋のおもちゃたち(ほんの一部)、色であったまりたくて、載せました。あ~寒。

ガレージで休ませた車は、翌朝しっかりワイパー液もでて動きました。

2009年12月7日月曜日

Dinner Party

週末は、ジャックの20年来の親友夫婦が1歳2ヶ月の男女の双子ちゃんをつれて晩御飯に来てくれました。彼らはこの家への引越しを全面的に手伝ってくれたカップルで、本当にお世話になっています。いつもお招きを受けてばかりだったので、今回は赤ちゃんもすこし落ち着いた、ということでやっとこの度我が家で。
新しいテーブル、張り切ってSetting(主にジャックが)。なかなかいい雰囲気になりました。テーブルセンターは、これも帯。
Leslieがサラダの材料を持ってきてくれ、その場でサラダを作ってくれました。メニューはカンタンに・・・肝心のメインとサラダは写真にないのですが・・・買ったものも混ぜて、ワインを飲みたいときの定番なものばかりです。とりは前日に一度焼いておいて温めるだけにしたり、Dipを作っておいたり、買ってきたものをかなり使ったおかげで私もゆっくりテーブルに座って参加できました。

*とり手羽先、もものレモンハーブロースト(Cちゃんレシピを応用したもの)
*アボカドごろん(ライム、塩、こしょう、オリーブオイルであえただけ)
*サラミ・オリーブ(買ってきた)
*小豆とお米のチップス&グリーンサルサ(買ってきた)
*ほうれん草とFetaチーズもパイ包み焼き(冷凍のもの焼いた)
*ヒヨコ豆と白いんげん豆のDip(カンタンに作った)
*Quinoaピラフ(卵、シャロット、きのこ、アーモンドなど入り)
*チーズの盛り合わせ
*イタリアンブレッド
*ジンジャークッキー、チョコレートクッキー(買ってきた)
びっくりしたのは1歳児の力の強さ。歩けるようになったばかりの二人はところかまわず触ってみたいし、押してみたい、引っ張ってみたいため、壊れ物だらけで赤ちゃん対応ゼロの我が家は大変。犬たちも混ざって大騒ぎ。抱っこしているだけでも、動きまわるのですが、骨も筋肉もしっかりあって、トレーニングしているみたいでした、私。
クリスマスツリーには興味しんしん。引っ張ったりひねったり。我が家の飾りは小さかったジャックや彼のお母さんが毎年少しずつ手作りしたオーナメントを大切に飾っているので、みかけおもちゃ箱のような感じなのです。彼らの自宅では今年は大きなツリーは出さず、テーブルの上の子供たちに届かないところに置くタイプにするそうです。
てんやわんやでしたが、久しぶりにこの家族と話せて良かったです。白ワイン好きのLeslie、赤ワイン好きの私、各自約1本空けました!私はCote De Rhone,彼女はカリフォルニアのSauvinion Blanc。Jack&Craigは、Jack&Coke(ジャックダニエルとコカコーラを混ぜただけ)。
メイン以外はカウンターに食べ物をならべ、好きに取ってもらうビュッフェ形式にしました。

2009年12月4日金曜日

氷点下

ここ数日冷え込んでおります。風が強くないのがありがたい。昨夜の気温はマイナス9度。車にはつららがさがり、外にいると息をするのが少々苦しいくらいになります。きいん、と澄んだ空気と、雪と青空、山肌の色のコントラストが美しいロッキーの山並みの壮大さは、運転していて、見とれそうになりますが、うっかりすると道が凍っていたりするので要注意です。

夕方帰宅前に買い物があったので、その合間に軽い夕食に、と、ときどき行くボルダーのタイ料理やさんで鶏団子と春雨のスープを頼みました。白菜とねぎが入った薄味のスープです。私はこれに辛いニョクマムと刻んだチリペッパーを混ぜたソースを少しずつ混ぜながらラーメンみたいに丼ものとして食べるのがすきです。野菜の軽く火の通ったきれいな緑と、しゃきしゃきした歯ごたえもいい感じ。にんにくのペーストが乗っています。お店に入ったら、「ここのテーブルでは寒いでしょうから、」と奥のヒーターの近くの席へ案内されました。スープであったまりました。

2009年12月3日木曜日

リフレッシュ

週明けから、トレーニングを3日間休みました。なんとなくマンネリ気味になってきたのと、体のどこかが常に筋肉痛、といういわゆる「やりすぎ(Overtrainig)」の症状が再発したたためです。

そして、今朝、久々の「平日朝練」。Zumbaのクラスで1時間ほどウオームアップした後、ウエイトルームに移動してお尻&腹筋を1時間弱かけて鍛えました。少々睡眠不足のため、後半息が上がり、ばてましたが、終わってリフレッシュ。筋肉も休んでいるあいだに再生&成長していたらよいのですが。このバスケットボール2、3個は入りそうなNIKEのジムバッグにありとあらゆるものを入れて移動しています。

2009年12月2日水曜日

まどろみ

こちらはBonnie。先日のDauberの母親です。同じ日に同じ部屋の陽だまりでうとうとしているところをジャック撮影。彼女はどこでも寝る、寝られる、のです。冬は日向、夏は日陰を選んで、気持ちよさそうにうとうと・・・・、と、まもなくご~ご~といびきをかきながら、ぐっすり。みていてうらやましい暮らしぶりです。だいぶ白髪が目立ってきました。

2009年11月30日月曜日

新調しました。

ダイニングテーブルを新調しました。念願の6人がけ。古いテーブルは真四角で、4人がけ。私がアメリカに越してきた際に買ったものをずっと使っていたのですが、なにせ狭い。夫婦二人で使う(、それがほとんどではありますが)にはよくても、これに1人でもお客さんが加わると、スペースが足りなかったのです。これでその悩みはなくなる・・はず。
テーブルは黒く塗ってあるオーク。金属(なんだかは忘れました)の脚です。脚とテーブルが別に梱包してあり、これを組み立てるのに、木が湿度、温度の関係で収縮したようで、金属の脚とねじのいちがずれてしまっていたため、ジャックが全身の力をこめてひっぱって取り付けねばならない事態となり、対して私の力ではたりず、けんかになりかけるなど、大変でした。
いすは皮、脚が同じく金属。最初に座るとき、ちょっと冷たいかな・・・でも汚れにくいし、いいかな、と思っています。食卓に黒、という色にも迷ったのですが、ウチの全体の感じには合っているということで決断。テーブルセンターに置いてみたのは、明治時代の木綿の手織りの帯です。

ジャックは、職業柄もあるのか家具や家の中の色、線、壁にかけるもの、置くものの角度、センタリング、距離などにとても神経質で好き嫌いがはっきりしているので、こののレイアウトは彼がきめました。写真の奥にある食器などを置いた飾り棚の中身も私の並べ方では不満で、彼が全部直したくらいです・・・いつまでこの「クリーンさ」が続くやら。早速、「新聞、本、雑誌の山作らないでよ!」と念を押されている私なのでした。

Thanksgiving'09

先週木曜日はThanksgiving。今年も、いつものようにジャックの両親のところでDinnerをごちそうになりました。グレイ家は七面鳥は出て来ません。お母さんが、毎年、何か小さなものをこしらえて、各自のテーブルに添えてくれるのですが、今年はどんぐりの実。コルクなどで作ったそうです。

メインは、ローズマリー入りミートローフ、チーズを貝殻のような形のパスタにつめてオーブンで焼くShell Pasta。写真に全部は写っていませんが、サイドはサラダ、マッシュポテト、インゲンのマッシュルームクリームソースがけ、クランベリーソース、サラダ、コーン、パン。かぼちゃのパイがデザート。

どれもおいしくいただきました。私はミートローフと、インゲンのクリームソースかけが、個人的にとくにおいしいと思いました。
夕食後は、クリスマスツリーを出して飾ったり、フットボールのゲームをテレビでみたり、本を読んだり、とゆっくりして過ごしました。外もこの季節にしては暖かく、いい夜でした。年の瀬近し、です。

2009年11月27日金曜日

ぷぷ・・・・

、とふきだしそうになる可笑しかわいい写真をジャックが撮りました。彼の犬のDauberです。こう見えても、かなり賢くて繊細なところもある犬です。ボストンテリア、というフレンチブルドックの系列の種類です。ある週末の午後、ジャックの部屋で遊んでいるところ。不意をつかれた感じの表情ですが、この瞬間なにがよぎっているのでしょう、彼の頭の中には。遊びたい!とかそういうことかな。

2009年11月24日火曜日

Billy Baloney

私は、怖がりのわりには周囲に注意を払うのを怠るため、ジャックの格好の「脅かし相手」です。家の中の物陰や階段に隠れ、「わっ!」と声を上げるだけで、飛び上がって怖がる私の反応が面白くて仕方ないらしく、しょっちゅうやられます。いちいちひっかかる私もどうかと思いますが、仕方ありません。

少し前にオークションで手に入れた指(手)人形のBilly Baloneyは、ここのところのお気に入り。Pee Wee Herman,という古いTVショー(映画ににもなったのかな)のキャラクターです。台所のカウンターの後ろに隠れており、洗い物に没頭していた私が顔を上げると、彼(人形)がいて、「Hello!!!」と怖い声で叫ばれた瞬間は、怖くてどうしようかと思いました。ジャックは、もう大喜び!このBilly,よくみると彼に似ているような・・・写真をダブルクリックすると拡大して見られます。

2009年11月12日木曜日

誕生日

40歳になりました。この事実に関しては、書けばいろいろ深い感慨がありますが、まずはPartyの様子を。誕生日が近い人が多いので、毎年このころになると集まろうか〜となる日本人のお友達を呼んで我が家でPartyをしました。春先から会っていないメンバーも。じっと静かにこの日を迎えようか、それとも、といろいろ迷っていて、決めたのは1週間前。会費制、プレゼント交換なし、が基本ルール。

お料理のプロセスなど含め、企画・交渉の担当をかってでてくれた、Cちゃんの視点からのこの日の様子はこちらです。

彼女のありとあらゆるアイデアを頂いたうえ(私は個人的には、これは彼女のビジネスになるような気がするくらいに手際も内容もいいです)、彼女がデザートのパイのオーダーやらあれこれ細かい事も全部彼女がメンバーと話しながらすすめてくれました。家に皆を呼ぶとたいていこうなるのですが(大学時代も、気がついたら友達が全部引越しの荷造りをしていてくれたこともあった)、私はぼけっとしてただ幸せな気分でいただけな感じ。メニューもCちゃんの「とりの丸焼きやろうよ!」の一声で、いつも買うだけで、やってみたことあるようでなかったローストチキンに早く来られる皆で挑戦することに。レシピも彼女が見つけてくれ、ハーブタップリのレシピ。はやく集まった3名は、英語のレシピを読み上げるジャックに質問を浴びせつつ調理、結果たぶん今までたべたチキンで一番おいしいかもしれない、くらいの味に仕上がった。Sちゃんもささっと手際よく動きつつ、冷静な観察のもと、するどいアドバイスをくれ、失敗から救ってくれたり。付け合わせのサラダも、ざくろをいれよう、ドレッシングもちゃちゃっと作って、とこれもCちゃん。それから自家製バジルのペストも作ってくれた、これもタイヘンな美味しさ。さらにはBGMにCDまで編集して作ってくれました!

5時を過ぎると外は真っ暗。ちょうどチキンが仕上がった頃、かわいいお土産も一緒にEちゃん Mちゃん到着。みな元気そうで、安心。ワイン選びは、若干失敗した私でしたが、皆とわいわいと作った食べ物の(自己)評価をしつつ、あれこれ話して飲むワインはそれでもかなり美味しかった!ジャックは横から写真を撮ったり、DVD見たり、時々寝たり、な感じの参加。ワイングラス片手ににやにやと嬉しそうな私。

あ、そうそう、なんとCちゃんのだんなさまのご両親より、電話メッセージまで!Pekoちゃん~、Rです、Iです~そして、お父さんのHappy Brithdayソング♪サプライズでとっても嬉しかった。ありがとう。このブログも読んでくれてるかな?他の仕事のメッセージに続いてだったのもあり、「あ~もうまた~?だれ~」と下がってた気持ちが一気にあがりました。

テーブルの上のバラのアレンジもCちゃんです。ちょっとパリな感じですね、素敵です。カウンターの上のバラのほうはジャックから。お魚のお皿は、日本製で少なくとも1940年代のもの(20年代ではないみたい、でも本当のところは不明)。海軍にいたおとうさんが東京で購入して持ち帰った、コース料理が8人分出せるセットです。使わないか、とこの家に引っ越してきたときに全部譲り受けました。優しい色合いと繊細なタッチのパターンが、あまり流行に関係なく使えるので、気にいっています。

コースターはジャックのお母さんのお手製。麻を使いふちにビーズを繊細に縫い付けてあります。

パイ3種をデザートに、夜更けまでおしゃべりしたのでした。直前まで迷ったものの、やっぱり皆の顔みて、我が家でPartyをやって良かった。明日からも人生がんばろ、と思えたいい夜でした。

2009年11月10日火曜日

ほたてのグリル

週末のワンプレートの夕ご飯です。シャロットのスライスたっぷりと、ハラベーニョペッパーをココナッツオイルで炒めたところで野菜が焦げるのを計算に入れつつ火を中強火にして、塩こしょうして米粉(玄米の粉)をまぶしたほたてを投入、両面2、3分焼き目がつくまで焼きます。

Arugula(ロケット)をしいたお皿にすばやく盛り付け、ライムを搾り、これはなくてもよかったのですが、蒸したてがあったので、ブロッコリーをのせました。ライムも、オーガニックだったのでうす~くスライスして散らし、ホタテを一緒に皮ごと食べてしまいました。シャロットがかりっと焦げたのがアクセント、そしてほたてはもちっと、で、私の好きな味になりました。普段ほたては、すっきりドライな白をあわせることが多いですが、このアレンジはしっかり、とろっとした白ワインが合う感じ。

2009年11月9日月曜日

本屋さん

こちらは週末を通して、風もなく、まるで春先のようなぽかぽかしたいいお天気でした。日曜の午後、すこし時間があったので久しぶりに本屋さんに来てみました。広々とした店内にはさんさんとお日さまがさしこみ、座って休む場所も(暖炉もあった)、カフェもあり、インターネットもただで使えます。そんな環境なので、のんびりと本を手にとったり、学校の宿題らしきものをしているひとなどで、かなりにぎわっています。音楽はジャズやクラシックで静かだし、TVもないし、本当に良い気持ち。以前も書きましたが、私は活字中毒なので、ここにいるだけで幸せな気分になります。

数冊、面白そうな本を見つけ、そのうちの1冊を本格的に読み始めてしまい、気がついたら、1時間ちかく経過。この本買って帰ろうかなあ・・・と迷いましたが、アマゾンで値段をチェックしてからにしよう、と手ぶらでお店を出ました。外は夕暮れが迫っておりました。

本はとくに、オンラインだとかなり(3割から4割以上のこともあり)安いことが多いので、店頭で手にとって、即買いすることがほとんどなくなりました。本屋さんの経営が大変なのも分かります。それに、もっと時間があったら、あの快適な店内で最後まで読んでしまったかも・・・

お目当ての本、やはりアマゾンだと、すべて定価から4割か、それ以上割引でした。

2009年11月6日金曜日

My Happy Hour

私はひとりでバーのカウンターにすわり、さっと飲んでさっと食べるのが好き。今日は花金(なつかしいこのことば、金曜日でうれしい気持ちを表現していると思います)。朝は暗いうちから目がぱっちりさめたので、6時からがしがしトレーニングを済ませたし、仕事もその勢いでがんばったので、ちょっとご褒美を。女ひとりでバーにすわるには、かなりの強さが要求されますが、私は過去20年、積み重ねている年月で全然気にならず。本人がよけりゃ~よいのです。

仕事は3時過ぎにさっさと切り上げ、ジャックが犬たちを連れて帰宅するまでの夕方のひとときをボルダーのダウンタウンのフレンチビストロ風のレストランでいっぱいやりました~。半そででも良いくらいな、陽気。あの大雪はどうしたんでしょう、と言いたくなる暖かな11月の夜。早めに行ったので、ゆっくり座って、あれこれ言ってくる他のお客様たちと軽くお話して、ちゃちゃっと飲んで食べ、お店が人であふれかえる頃、すっかり日も暮れるのと時を同じくして、帰途につきました。

東京にいたころ、ほぼ一日おきに、でかけていた、神楽坂のベルギービールのバーで羊の肉と一緒に、しかるべきグラスでのんでいた小麦の無濾過ビールが、東京と同じ生であって懐かしくて、うれしくて。アメリカでは瓶でしかお目にかかったことなかったなあ。当時は毎日泳いでいたので、プールからあがった後の一杯のおいしさに感激したものです。もう、そんな日々も10年近いむかし。いいリズムですきっと公と私、今とあの頃、それぞれの気持ちを整理して、切り替えられた、これもまた大切なひとりの時間。

岐路

どちらに進めばよいだろう、と迷ったときは、高い空の上からすべてを眺め、鑑みられたら、それぞれの選択の先にある、「よりよい道」を選べて楽なのに、と思うことがあります。いやいや、将来は自ら切り拓くもの、と、道しるべのない道を、その時々、一生懸命前を向こうと歩いてきたこの10年。あなたは大変なほうを選ぶ傾向があるよね、が大半の意見。当の本人はまったく認識しておらず、振り返ってぎょっとしたことは1度や2度ではありません。

あの時、違う道を選択していたら、私は今、どこに立っていただろうか、と思ってみたり。気球に乗ったときの、風のゆくまま、青い青い空の真ん中を、ふわりふわりと、そのときにであった人たちと漂う、その感じは、どこか救われる気分がします。いいのかな、と。

2009年11月1日日曜日

ハロウィーン’09

土曜日はハロウィーン。何もしないのも、と思って当日になってCOSTCOにTrick & Treatのお菓子150ピース入りを購入し夕方練り歩く近所の子供たちに配りました。

週末から晴れてすっかり暖かくなったとはいえ、まだ雪の残る中、子供たちが(まだ小さい子が多いので両親も一緒)、仮装して電気の点いている家々をまわります。ひとり、我が家によって行きたがった子がいてかわいかった。ハートマークのちょうちょの仮装してました。写真の子はスーパーマン。カメラを向けるジャックににっこり。やっぱり季節の行事は 参加すると楽しいものですね。

そして・・・150ピースミニパックのお菓子は、半分残り、これは私たちのお腹へと・・・あるとつい食べてしまうから怖い。ジャックは年に一度こんなにお菓子が我が家にあるのは今だけなので、嬉しそうです。

週末ごはん

アメリカではとりは丸ごと買ったほうが断然安い、と友達に聞いて見てみると確かに断然お買い得。丸ごと買って、その場で好きなようにきってもらい、半分冷凍しておいたりします。これはその残りを使ってまたつくった大好きな塩こしょう焼き(Cちゃん、これ本当に重宝なレシピだよね)。今回のは塩、こしょうに加えて、ガーリックパウダーもふりました。風邪の治りがけに、完全撃退を目指し、これも重宝している、まとめて作っておいて、食べるときあっためるローストガーリックに、焼いて冷凍しておいたジャガイモ、冷蔵庫に眠っていた青ねぎ、のロースト、のワンプレートごはんで週末の夜。シンプルで、おいしかった。風邪も、どうやらにんにくにやられつつあるようです。

2009年10月29日木曜日

豆&チョリソーのスープ、お弁当

雪道を運転してまで買出しにいきたくないので、家にあるものでどこまでいけるか、今日の午後、ジムに行くまで、サバイバル生活1日と半分。ありものを組み合わせて、こんなスープを。なんとかなるものです。白いんげん、チョリソー、豆乳がメインですが、あとはたまねぎ、にんにく、野菜スープストック、ベイリーフの葉一枚、ドライバジル、ドライローズマリー、すべて適当に。白ワイン入れたらもっとよかったかな。最後に冷凍してあったパセリのみじん切りを散らして食べました。ボリュームスープ、おいしかった。写真、ぼけました、失礼しました。

お弁当は・・

*じゃこ雑穀ごはん
*チェリートマト
*チキンソーセージ
*ゆでたまご
*ローストズッキーニとにんじん
*青梗菜の残り物
*ラデイッシュ

ここ数日、のどがいたがゆい感じで、このまま大風邪か!とありとあらゆる対策をとったのですが、どうやら、昨夜、早く寝て、ビタミンCの錠剤のんだあたりから進行がとまったようで、今日の午後は軽めとはいえ、かなりいい感じでトレーニングできました。あら?治ったかな?とまだ半信半疑。こういうこともあるのかなあ・・・確かに私は、調子が悪いときは体を動かしたほう良い、ということがいままでもありましたが。

チンゲン菜の中華風とろとろ煮

先日Cちゃんにファーマーズマーケットで薦められて購入してみた青梗菜、得意のココナッツオイルとにんにく、鷹の爪で炒めたあと、中華風白だし、お酒、水、醤油、そして寒天を流し込んでふつふつ煮て食べてみたら、青梗菜がとろとろ~でおいしい一品になりました。スープも一緒にふうふうしながら食べます。一株丸ごと食べられそうな勢いでした。後で思ったのですが、豆乳を入れてクリーム煮風にしてもいいかなあ。

サービス

今週はこんな出来事が。

その1:
携帯電話のテキストが届かない、ということが「また」発生し、プロバイダーのお店にいってみれば、「とくに異常はみつかりませんね。届かない、ということもありますよ。もしかして相手の電話の問題では?」との回答。みれば彼、Googleで調べてる。この時点で45分経過。「理由ははっきり分からないが、届かないこともある。ウチではなく他の問題では?」というような回答ってあっていいの?っていうか、そういう回答って許される?

その2:
そして翌日、Cちゃんと、おしゃべりがてら軽く飲んで食べよう、と出かけたレストランで出てきた食べ物およびサービスがあんまりだった。詳しくは彼女がレポートしてくれているので、そちらをどうぞ↓

こんなハッピーアワーもあり(Bad happy hour food)

どこも経費削減で、ぎりぎりまでサービス、人件費、材料費を削っているであろうことは明らかですが、顧客サービスは、お金ではなく、取り組む人たちの姿勢の問題なんでは、と思います。つたなくても一生懸命なサービスだったらこんな風には感じないでしょう。例えば、「いままでもこんなことがあった」と訴えている私の電話のいままでのサービス履歴をデータベースでチェックする、料理の盛り付けを運びながらチェックし、くずれたら持ち帰ってなおさせる、お皿がきれいか気をつける、ということはお金をかけずにできるはす。やるといったことは実行する。例えば、私たちの苦情を、マネージャーに話します、といったら言ったとおり、話すのも当然。

、とことある度に憤る私にジャックは、「ああ、またウチの妻がbitchyになってる~。日本だったらこんなことはあり獲ない!っていいたいんでしょ~どうせ。」と軽く流してました。嗚呼、これもすべて経験か。

2009年10月28日水曜日

大雪でも・・・お弁当

さて、予報どおり、夕方4時を回っても雪はこんこん、というよりざあざあと斜めぶりの勢いで降り続いております。どこまで積もるのだろうか。そんなわけで久しぶりに一日家で仕事をしたら、見事にはかどらず。午後になってようやくペースをつかみ、やっとこさかなりのところをやっつけつつある。いずれにせよ、いつも通りに詰めたお弁当でおうちランチ。汁物は、作って冷凍してあったベジタリアンチリがあったので、温めてガラムマサラをふってカレー風味にして食べてみた。豆がほくほくであったまる~。

*ヒヨコ豆のDipをはさんだサンドイッチ
*鮭のロースト
*ポテトサラダ
*ゆでたまご
*レタスたまねぎドレッシング
*チェリートマト
*かぼちゃのロースト
*ローストガーリックひとかけ
*りんご

10月の大雪

まだハロウイーンまで数日ある、というこの時期に、昨夜から大雪。記憶にある限り、いくらコロラドでもあり得ない光景です。雪はやむ気配もなく、まさにこんこんと降り続けております。明日午前中まで、降り続く、という予報。学校やオフィスも一日クローズ、または、すこしでも早く帰宅するよう、呼びかけております。もちろん私ははじめから自宅勤務。

お昼前時点で我が家のまわりはすでに10センチあまりつもっているようにみえます。1フィート(約30センチ)積もるところがあるでしょう、とTVで言っていて、聞き間違いかとおもったのですがこの勢いだと超えるかも知れません、1フィート。ジャックは、出勤。彼の車は4WDのトラックで、雪の中の運転は嫌いじゃないんだそうです。

ココナッツオイルブラウニー

ジャックはブラウニーが大好き。ココナッツオイルと全粒粉を使ったシンプルなブラウニーのレシピを見つけたので久しぶりに作ってみました。いつものように白砂糖は使わず、アガベシロップで甘みをつけます。無糖のココアパウダーとバニラエッセンスの代わりにカルーア、チョコレートチップ、もいれてチョコレートフレーバーたっぷりでおいしく、しかもとてもヘルシーです。健康志向の私でも、気持ちよく(笑)食べられます。

ジャックがナッツ類をこの類のお菓子にいれたものが好きではないので、ナッツなし(代わりにチョコレートチップ)、ココナッツフレークもとくになくて充分おいしいです。ブラウニーは型にくっついて扱いにくい、と思っていたけど、下に書いたいくつかの点に気をつけるようになって、うまく焼けるようになりました。うれしい~。

レシピ:
1/2 cup coconut oil(melted)
2 eggs
1 teaspoon vanila extract
1 cup suger (3 ~ 4 table spoons of Agave Syrup)
3/4 cup -wheat flour
1/3 cup cocoa powder
1/2 tea spoon baking powder
1/4 tea spoon salt
1/2 cup pecans, chopped(or 3/4 cup of chocolate tips)
1 cup shredded cor flaked coconut

卵、砂糖(シロップ)、バニラ(カルーア)をボールに混ぜておく。残りの材料を別のボールで混ぜる(ふらなくてよい)。ここでシナモンパウダー、カイエンペッパーなどを少しいれると味が少し変ってまたおいしいです。卵などの入ったボールに粉類の入ったものをいれ、すべての材料をまぜて、ココナッツオイルを塗っておいた型(8”x8”x2”私はパイレックスを使っています)に流し込み、350Fに熱したオーブンで30分から35分焼く。焼きすぎると乾いてしまうので、気をつける。常温までしっかり冷まし(ここも重要、さめないうちに切り分けるとくっつきます。)、16個の四角に切りわける。

”Coconut Oil Miracle" By Bruce Fifeより抜粋

2009年10月25日日曜日

気球に乗った日

真っ青な空、ロッキー山脈をバックに思い思いにふわふわと浮かぶ色とりどりの熱気球。いいなあ、いつか乗ってみたいなあ、と思うことはあっても機会がありませんでした。

会議の後、週末をここで過ごしていたイタリアからのお客さま、せっかくの滞在の思い出に、ついてはヘリコプターで渓谷を飛びたい、との希望。が、これは5月から9月までしかサービスがなく、断念。そして、彼らがその朝空を見上げて見つけたのが・・・気球!さっそく私の携帯にテキストメッセージがはいり、一緒に気球に乗ろうよ!!とお誘い。本当に元気な人たち。人生なにごとも経験、とこの際私も気球に乗ってみることに。心配性のジャックは、大丈夫?事故でもあったら、と不安そうでしたが。

さっそく「気球を飛ばす会社」に電話してみたところ、翌日の早朝、まだ空席あり、とのこと。朝7時15分集合。これでも遅いほうだそうで、夏場は朝5時でないと風、気流が変って危険になるため、早朝からしか飛ばないんだそうです。それもそうだ、と納得。

前夜も皆で街に繰り出し、飲むわ踊るわ、で帰宅は午前2時前、の私たち。眠い目をこすって起床。間違ったアドレスの場所に向かってしまう、などハプニングもありましたが、なんとか間に合ってボルダーの北のはずれの原っぱに集合。けっこうな人が集まっています。
「離陸前はコーヒーとPastryのサービスと着陸後はシャンパンで乾杯、がありますよ!」なんていわれて期待して出かけたイタリア人2名、在米日本人(私)1名。寝不足で、コーヒー!!!と(普段はエスプレッソだろうに)、と勢いづいていた彼らは、ポットに入れられたただのコーヒーと、スーパーで買ってきた、としか思えない、プラスチックのパックに入って並べられたただ甘そ~うなPastryに目が点になっていました。皆で手伝いながら、気球に空気をいれ膨らませていきます。それにしても手がかじかむくらい寒い・・・最後にいよいよバーナーに点火し、熱で完全に膨らませます。あったかくなって私は嬉しい。

10分前後で気球があっというまに大きくなります。かごには燃料が積んであり、気球が膨らみ、90度にあがった時点で、つぎつぎと乗り込みます。私たちのかごはパイロットいれて6人。思ったよりかごの中にはスペースがあります。もちろんみな立ちっぱなしですが。
この日は、1年でも数日しかない、風のない暖かな快晴。気球乗りには絶好なお天気だそうです。野原につぎつぎと気球があがっていきます。気球を上げる準備を見るのは初めてみたし、いい気分です。ちょっとカレンダーの写真の中にいるみたいな・・・晴れているので、暖かく、下にいたときの寒さとは大違いの快適さ。
そして、3千フィートの上空をふわりふわりと風の向くまま1時間あまり、漂います。この日はほとんど無風だったので距離はほとんど動いていません。空の上は・・・・・静かでした。ほんとうにしずかで、ひそひそとおしゃべりをしていた私たちも、そのうちしん、黙りました。なんというか、とても癒された時間。でした。ぼけ~っとできました。空の上は、陸の上とは違った、ゆっくりとした時間が流れています。
かごの中に2つ、セットしてある燃料タンク。だいたい2時間くらい持つそうです。そういわれると、なんだか怖いような。
着地する直前の私たちの影。トランシーバーで着陸場所を連絡しあって、着陸を手伝い、もとの場所まで車で送り届けてくれます。想像していたのと違ってほとんど揺れず、とても安定した飛行でした。はい、シャンパンで乾杯も、しましたよ。私は口をつけただけ。
文字通り、雲ひとつない真っ青な秋のコロラドの空を漂う、という、不思議で忘れらない経験をした日でした。なんだかほかほかした気分で野原を後にしました。3人とも満足で、いい思い出ができました。つぎは春に渓谷ヘリコプターかあ・・・彼らはいまからとっても楽しみにしておられます。

Home Parties

先週は我が家に2組の夕食のお客様。ジャックがワインを飲まないので、秋の夜長に小さいグループでおいしいワインを飲みたい!と招待した、会社でお世話になっている日本人紳士の方々。先日のポストと重なりますが、とくに意図したわけではないのですが、今回も、そういう意味では重要な地位、にあるひとたちでしたが、私の気軽きわまりない招待を快く受けてくれて実現しました。

写真は、土曜日、ご到着前の前菜部分のみ。

私はそれぞれ2晩ともワインを用意していたのですが、それぞれ、イタリア、フランス、の美味しいワインを持って来てくれたので、そちらをいただきました。週末なので、早く始めてゆっくり飲みましょう、仕事の話はゼロ!というルール。ヨーロッパ生活豊富なお二人の経験などいろいろ聞こう、とそれ風な、土曜のメニュー:

*トルテイーヤチップス&サルサ
*フランスのチーズ3種、クラッカー
*生ハム
*生サラミ
*オリーブ
*フレンチブレッド
*ホタテのココナッツオイル&ハラペーニョペッパー焼
*刻み昆布のペペロンチーノ
*チキンの塩こしょう焼
*レタスとタマネギのサラダ
*ひよこ豆のデイップ
*豆腐トマトソース
*かぼちゃとブロッコリーラーブのロースト
*アップルストルーデルバニラアイスクリーム添え
*チョコレート
*コーヒー

ワイン:
Huia Marlborough Sauvignon Blanc'08 New Zealand
Chateau Larose-Trintaudon Haut-Medoc 2004, France
(いただいたもの)
Beaujolais-Villages Louis-Jadot, 2007, France

>以下フィードバック覚え書き
刻み昆布のペペロンチーノはやはり今回も大好評。レシピください、のリクエスト。クランベリーの入ったチーズも美味しいね〜と皆で納得。ホタテもいい感じに焼け、しみじみと感心して食べてくれました。私個人的には生サラミはリピート買い決定。チキンは、シンプルでおいしいね、と。ただ、、、Cちゃんからいただいたかぼちゃ、とブロッコリーラーブが少々失敗。カンタンなのに!火の通りにむらありだった。今後はもっと薄く切るか、下ゆでしてからローストします。ごめんなさい。デザートは皆納得の美味しさ。これもまた買います。チップス、パンは炭水化物系をあまり食べない人たちだったので、とくにコメントはありません。

そしてお二人よりバラの花束もプレゼント。きれい!
ジャックの詳しい80年代の洋楽の話題で彼らは盛り上がっていましたが、私は、ちんぶんかんぷんでございました。またやりましょう!と楽しい気分で会はお開きとなりました。いや〜会社の人と会社の話をしないって楽しいですね〜。ジャックもとっても楽しかった!とご機嫌でした。また新しい「出会い」の発見でした。