ジャックさん、パンケーキが食べたい、と。ホットケーキです。そんなのカンタンです!と、一応ヘルシーメニューのレシピを使い、全粒粉とオート麦粉を半分ずつ、ハチミツ、牛乳、そして卵をぐるぐると混ぜる。その時点で心配そうに台所をうろうろし始めたジャック。たねのいろが黒っぽいのにやや不安げ。「このほうが体にいいでしょ」なんていうとケンカになるので、静かにココナッツオイルをあたためたフライパンにたねを落とし始めた私。
そこへ横から、「普通はスプレーオイルじゃないの?」、、、そうですか、と流してあっというまにぷくぷくと泡立つたね、このタイミングでさっと裏返さなければならないのですが、あいだにつぎつぎとたねを落としてもいかなきゃならい。、とあたふたしていた瞬間、お腹が半分でたトレーニング用のトップをきていた私のおへそ付近に熱い油大はね!痛さと怒りで切れ気味の私。週末きていた犬たちも食べ物のにおいにさそわれてレンジの周りにむらがるので(もちろんおすそわけご所望)、ぶつからないように動かなければならず、短気な私はさらにいらいら。
ここでああのこうの横から言って火にあぶらをそそぐことはせず、行動にでるとこが彼のいいところ。「僕がやる」と焼きだしました。みていると、あら、思ったより器用に裏返し、いいタイミングでつぎつぎとたねを流し込んでは取り出し、あっというまに出来上がり。パンケーキはちいさいころから食べ慣れているし、作っているのも何度も見ているからなのでしょうか。次の日私のお腹には焼けこげが。「パンケーキ焼くのがあんなに危険だとは思わなかった、意外だった。Griddle (鉄板)買ったら油はねないで作れるから買おうか〜」と、私を馬鹿にするでもなく、しみじみ感じ入る彼なのでした。いい人〜。ホットケーキ、侮れません、とほほ。
お味は?「うーん、まあまあだけど、少し重たい感じかな〜普通の粉じゃないからかな(やはり全粒粉が不満か)。テクスチャーが違う感じかな」、と、いつになく丁寧に味を確かめつつ、饒舌に語る彼なのでした。
4 件のコメント:
ジャックさん、後ろ姿がいい感じですね♪ うちもケヴィンがGriddleが欲しいと、お店でそれを手にしていたにもかかわらず、却下してしまいました。しまう場所が少ないからそんなに使わないものを買わなくても、というのが私の意見。
でも、あの時買ってあげればよかったかな、とちょっぴり後悔している私です。
思ったんだけど、パンケーキって結構大事な人多いよね、アメリカで。其々こだわっているっていうか・・・日本でいう・・おにぎりみたいな存在なのかな、と。
男子厨房に立つべき、とまでは思わないけど、食べたいものは自分で作れるとストレスも減ると思う。僕もよく料理がうまくいかなくてキレてます。
そうなのよ~。自分で楽しく料理できるようになれば私が作れない、または作れないものも食べられるのに、と思う。どきどきなにか作ってると混ぜたりは手伝ってくれるけど、どうも興味ないみたい。
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