日曜の夜、観念して、ジャックがとても観たそうだった南アフリカが舞台のSFエイリアン映画、「District 9」を観てきました。8月13日の公開後、先週末での興行成績は$37Mでトップのすべりだしです。$30MというSF映画にしては格段に少ない予算で作られたこの映画、かなり話題になっているようです。結果・・・進んでは決して観ないけど、これはこれで人間について考えさせられる「深い」映画で行ってみてよかった、という感想。人をみかけや、出身地、肌の色、などなどで差別し、時にはそれをもとに虐殺もまったく躊躇なく行う、また金のためなら手段をいとわず、どんなものでも利用する、など、私たち人間の一面を、ストーリーの底に淡々と描いていると思いました。
でも、やっぱりこの手の映画は苦手だわ~。ジャックはなかなか気にいったようです。「猿の惑星」を思い出させる、と言っていました。でも、私には辛かったのが分かるので、めったにこの手の映画を一緒にみてくれない私が最後までみたのをありがたがっていました。
公式サイト:http://www.d-9.com/
帰宅後、気分を変えたくて「Sex and the City」のDVDをのんびり観ました。はあ、ほっとした。
2 件のコメント:
こんにちは。わたしもアメリカに住んでおり、
ちょうど昨日見てきました、District9を。うちの夫と^^
で、わたしの感想は、パワフルな映画だったなあと・・・勿論辛い部分も一杯あったのですが、なかなか素晴らしい映画だったと思います。移民の立場からしても、相当いやな目にもあったこともあるので・・・。
実はわたしは、Sex and the cityのようなドラマのほうが見るのが辛いんです。ホントに辛い・・。そこまでの女の感情を見たくないって言うか。だから、人によって意見が違うんだなあと思い、興味深く思って、コメントを寄せさせていただきました。
ちなさん、こんにちは!コメントどうもありがとうございます。そうですね、District9は、日が経つにつれ私のなかでインパクトが増しております。私は、移民である、という立場は経験がありませんが、違いますが、日本で、外見や、行動が他の人と違うこと、他の人が普通にできることができない、さらには左利きであることまで、何かにつけて取り上げられ、指摘され、自分にとても否定的に育ちました。この映画が心に残るのもその背景があると思います。
そうですが、SATCはちなさんにとっては「辛い」のですね・・私は、このドラマは女の感情を時にコミカルに客観的に描いている、ので自分を楽にできるのが好きです。そうですね、人によって同じMediaでも受け取り方が違うのですね。そこが面白いですね!
またご意見きかせてください。
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